Live 49「盗まれたスポーツ」レビュー

これは、2023年4月30日に元ラグビー日本代表・神戸親和大学教授の平尾剛さんをお迎えして実施したYoshilog Live 49「盗まれたスポーツ」の記録です。

案内

次のYoshilog Live 49では、ラグビー元日本代表選手の平尾剛さんをお招きしてお話を伺います。

平尾さんは、同志社香里中学・高校、同志社大学、三菱自動車工業、神戸製鋼とラグビーのエリート街道をまっしぐらに進み、1999年の第4回ワールドカップ日本代表に選出された日本を代表するアスリートです。プレー中の脳震盪の後遺症により2007年現役を引退され、現在は神戸親和大学でスポーツ教育学の教授をされています。

平尾さんは、2020年東京オリンピックの開催に反対を表明された数少ないアスリートの一人です。

また、平尾さんは、明治神宮外苑にある神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を交換、建て替えをする「移転・改悪」に反対を表明されており、署名活動もされています。
署名➡︎ 秩父宮ラグビー場をこの地で継承したい。「ラグビーの聖地」の移転・改悪を止めよう。

高校野球から、ワールドカップ、オリンピック、WBCまで、今、日本のスポーツはどうなってるのか、どういう方向に向かうべきなのか?本当にスポーツはスポーツとして、あり続けることが出来ているのか?当日は、スポーツと政治の関係について掘り下げていきたいと考えています。

参考記事:源流の人 第23回 ◇ 平尾 剛

この録画は現在無料で見ることが出来ます。

レビュー

最近とみにスポーツイベント、大会に懐疑的でしたので、興味深い内容でした。

山内郁子

今日もありがとうございました。 出先のTSUTAYAで聴いてました。(今はその続きです) とても興味深い話でした。 東京オリンピック初め、スポーツがお金儲けに利用されているのに気づいている人の声が小さいと思います。
マスコミはじめ、国民が大きな声をあげれるような世の中になることを切に願うしかできないのも、もどかしいですが。。。
政治がお金儲けの場になっているのもスポーツが楽しむだけのものになっていない気がしました。
平尾さんとよしさんの対談本、楽しみにしています!
ありがとうございました!

多数決で決まってゆく政治に辟易としていますが、少しずつではありますが諦めずに生きてゆくしかないと思い、今回のような対談に力をいただいています。ありがとうございました。

tadato

ニッポンのスポーツの不気味なところ全部言語化されていて、それに紐づく本や著作者も紹介されていたので賢くなった気がします。

石油王

街角で気軽にバスケが出来たら そこで起こるいざこざもフリースタイルのラップで話し合うとか ディベートの授業より生きた民主主義になりそう♡
それで健康増進・精神健全になったら ライザップとかカウンセリングの金儲けの種は減ってしまうのだろうけど そもそもお金のない人のためにバスケくらいできるようにしたいと思います。どうしたらいいんだろう?! 取り敢えず市会議員でも言ってみようかな…。

千早 直子

スポーツに限らないお話だと思いました。個人の楽しさや意見を大切にしない社会の在り方が、顕著に表れているのが今のスポーツと思います。スポーツだけでなく、似たような芽は、探せば身の回りに多数あると思います。小学校の児童合唱団も同じ事をしています。

とても楽しく聞かせていただきました。ありがとうございました。

新しい絶望ニュースが途絶えることのない日々で、東京オリンピックのあれこれも忘れそうになっていましたが(ある意味「ウォッシュ」ですね)、改めてひどいものだったと思います。東北の復興の妨げになったこと、金の亡者のエサにになったこと、差別発言、etc. スポーツの政治利用は、一般の人には無自覚に行われているからタチが悪いですね。 WBCの日本すごいも違和感でした。日本じゃなくて選手がすごい、野球がすごいのであって日本じゃない。そうやって、マイナンバーカードや入管問題、軍事化、貧困化から目をそらす。そらしたっていいことなどないのに。少ないパイをお友達同士で分け合って終わり、搾取して搾取された人が税金を納める力も奪われて終わり。「パンとサーカス」、その通りと思いました。

「アスリートアクティビズム」については、知らないことが多かったので、勉強になりました。戦うアスリートを応援したいと思います。平尾さんもですが、著名な方が戦うのはとても勇気がいるしパワーのいることだと思います。尊敬します。

「するスポーツ」については、数年前から会社のチーム(会社以外の方も参加OK)で地域の小学校の体育館を借りてのバトミントンを楽しんでいますが、施設利用者会議に参加したところ、80代のバレーボールクラブの方もいらっしゃり、生涯スポーツを楽しめるっていいなと思いました。また別のチームに勧誘されたりもしましたが、きっかけさえあれば、スポーツの場は開かれていくのだろうなと思いました。ウォーキングやランニング、サイクリング、登山が流行るのは、一人でも友達同士でも気軽に楽しめるからなんでしょうね。私は一人だと続かない怠惰なタイプなので、チームでわいわい楽しめるバトミントンが気に入っています。生活の中にスポーツがあるっていいなと思いました。きっかけと環境さえあれば、、と思います。(加えて最近は階段を上ることを楽しんでいます。)

最後にコメントしましたが、子供たちの部活動やスポーツクラブへの「親の負担」が、自分が子供の頃より高くなっているように感じます。特に母親の負担が。子供がスポーツを楽しむのに、親のサポートがそこまでマストになってしまうのはどうなんだろう?と思うと同時に、WBCで活躍されていた選手の親御さんのご苦労も想像しました。

本日のお話をきっかけに、いろいろ掘り下げたくなりました。 貴重なお話とわかりやすい資料をありがとうございました。

気軽に草スポーツをできる場所がないという話がありましたが、多くの人にとっては時間もあまりないのではないかと思いました。日本で市民活動が盛り上がらないのは勤め人が仕事でも家庭でもない時間を持てないから、という気がしています。そういう意味では長時間労働は害悪ですね。
今日出てきた根性主義、勝利至上主義などは大日本帝国や旧日本軍の思想が生き続けていることの表れだと思うので、根っこはよしログライブでこれまでに出てきたことになると思うんですが、もう1つは自分も含め自分の頭で考えない、周りに流される、だと思います。日本の経済が落ちぶれたのもそれが原因ではないかと思いました。

どうやってこの状況を変えてゆくことができるのかと。脱日、移住が過去最高という報道に共感しかなく

Yoriko MH

大凡の時代に遂げてきたスポーツの背景がしる事ができました。運動、競技、体育の学校のころでしたが結果で判断することが盛んでした。
表出する感情への共感は本当についつられて 共感してしまうという、こころの豊かさや 言動に影響をうけたスポーツは見たりするのが楽しみでしかないかと思います。ジャーナリストやアナウンサーの激情がたの大声で画面が別に変わったり、観客を見せたりと 迷走する度次第に関心がなくなっていった覚えがあります。
ラグビー7連覇は凄いなと思いテレビで時折 スポーツニュースで拝見したと思います、 身体が動くということに魅力があります。
スポーツすることに魅力があります。 身体が動く感覚を味わう喜びは無くしては いけないと感じます。
日本の委員会は本末転倒です、どうすれば良いものでしょう。フェアではないです。 そこがいつまでも虚しいとこです。

kyoko

先ず対談本(或いはリアル対談)楽しみに待っています。
今日は貴重なお話しをありがとうございました。
スポーツウォッシュでどれだけの血税が不要な所に流れたかと思うと悔しいです。IOCを一度解体して新しく皆んなで話し合って作り替えられたらと思います。
それには日本人も意思表明出来る土台を作らなければいけませんね。
先ずは民主主義がどんな概念で成り立っているか理解しなければと思います。私もほんのちょっと前まで分かっていませんでしたが。
身体に個性がある、とは納得しました。実践しなければ主観は出来ませんよね。初めからあるわけではないですね。スポーツだけではなく勉強になりました。
本当に第二弾期待したいです。
よろしくお願いします。

面白いお話が聞けました。また今日のような機会があれば是非参加したいです。

内田雄介(y uchida)

なるほど、これはお酒が進んだはずだわ、と納得の対談でした。僕もお酒が進みました。
ぜひともPt,2をやっていただきたいです。
間違いなくお二方とも「あれ話せたな」「これ言いたかった」「このトピックをこの人と話してみたいな」「参加者と話してみたい」があったはずなので。

飲みながら視聴してました!

私は運動神経が鈍く体育の授業も嫌いだったこともありスポーツは避けてきました。オリンピックやサッカー、野球の世界大会なども興味がないので見ることもありません。ニュースなどを目にすると、勝つことだけにこだわったり対戦相手に対するリスペクトがないように思います。もっと勝ち負けよりも純粋に素晴らしいプレーを楽しむことができれば良いのにと思いました。

スポーツという切り口から社会を見ることはあまりなかったので、新鮮でした。そして、こどものころのようにオリンピックを楽しめなくなってきた理由を、より具体的に言語化していただいたような気持ちになったお話でした。

平尾さんとyoshiさんのお話を伺い、スポーツ界だけで起きていることではなく、政治や自分のまわりで起きていることであり、延々と繰り返され、変えられない現実の閉塞感を感じました。

スポーツは詳しくないのですが、野球の大谷選手に惹かれます。彼はトップアスリートにもかかわらずいつも少年のように心から野球を楽しんでいるように見えるからです。他のトップアスリートも自身が望む未来のために努力を重ねていることに疑いはないのですが、大谷選手には少し違う「根幹」のようなものがあるように感じます。

それは、「めっちゃ楽しそうにサッカーする、死ぬほどサッカーが下手なおっさん」が持っているものと同じ根幹に思います。

勝敗が絶対につくスポーツで、うまくなりたい、結果として勝ちたいと思うことは当たり前だと思います。でもどういうわけかわたしはその過程で、大谷選手やおっさんが持っている根幹みたいなものがじぶんから遠ざかってしまったように思います。

平尾さんは、日本代表選抜という熾烈な競争を経て、さらに勝つことを要求される過酷な環境で競技をされてきたと思いますが、平尾さんはスポーツが好き、楽しいという気持ちを維持し、育むためにしてきたことやお知恵などがあったら、教えていただきたいです。

そのお知恵を胸に、勝ち負けも、楽しさもあるスポーツをもう一度やってみたいと思いましたし、日常の閉塞感を変えるエネルギーになるかもしれない、と感じました。

Sachiko222

ズームミーティングに慣れておらず、チャットで質問や感想を随時記入できるとは知らなかったので、事前にアナウンスが欲しかった。またアーカイブ視聴ができるとよりありがたいです。 有意義なカンファレンスをありがとうございました。

前半の平尾さんのお話、後半のよしさんとお二人での対談、両方とても面白かったです。「スポーツが盗まれる」状態が、歴史的国際的な経緯を伴ったものである、というお話が印象に残りました。

学校の授業としての体育と、見るスポーツの間の乖離はすごいものがあると思います。かつての軍事教練的な日本の学校の体育は嫌いで、また生徒にとっては多分にセクハラ・パワハラな体育教師もいましたが、プロの試合、トップアスリートな人々の美技、勝って気持ちが上がったり負けて落ち込んだり、21年ぶりの優勝かつ球団史上初めて日本一になるとか、スーパーボウルには毎年友達と観戦パーティするとか、そんなワクワクが生活や人生の彩りに存在する幸せ、これらは全く別物だとしみじみ思います。

そもそも日本人はスポーツが嫌いなのではないか、という議論もネット上で目にすることがあります。精神論や根性論、指導者の自己満足に付き合わされるから嫌だという経験談もあれば、声を出して外で何かをしていると騒音問題になるから推奨されてないとか。少子化や塾通い等で、子供がその辺で遊んでる環境が失われて久しいため、大人もどうしていいか分かってないとか、体育や部活、地元のチーム等々での競技活動を通じて勝ち残った人々と、そうでない人との間でもギャップがあるとか、いろんな視点で語られていて、それぞれ頷けるものがありました。日本人とスポーツの関わりの問題は、日本人が身の回りの社会をどうしていきたいか、という課題と密接に関係しているものと思います。

第二弾とか対談本とか、続けての企画があるとうれしいです。楽しみにしています。

「する」スポーツの「する」には、自分がしたいから「する」と、誰か・なにかのために「する」があるように感じました。

スポーツも音楽とかも勉強とかもそうだけど、「して」いる中には飛び抜けて上手だったり魅力的な人たちというのが必ずいて、優劣ができてくるのは仕方のないことだと思うし、お金を作ることのできる「する」になっていくプロフェッショナルがそこから生まれるのも自然なのかなと思います。

生まれた地域や環境によっては、周りの期待を背負って「する」をする若い子もいるよなあと考えたりもしました。実際に、子供を有名なプレイヤーにするためにお金と時間をかけている大人は私の身近にもたくさんにいます。

「したい」「楽しい」という「する」側の感情。 メディアの声が自分の感動だと感違いしてしまう見る・応援「する」側の感情。 そのどちらもが盗まれたから、スポーツが盗まれているんだと私は思います。

ナショナリズムの強化のためにスポーツが利用されるのは、個人の感情をなくさせてコントロールしやすくするためなんだろうか、私の頭で今回聞いて考えるのはここまでが精一杯でした。

ピラミッドのBenefitの連鎖が水のように降りてきて僅かでもその小さなものが自分のところにも降りてくるから言葉がでなくなる、という部分がとても印象に残ります。

40、50年経ってやっとオリジナリティは出てくるもんでしょ、という養老さんの言葉は自分にはすごく希望でした! 頭を久しぶりに回転させました、とても楽しませていただきました! ありがとうございました。

スポーツに関する違和感を、わかりやすく表現されていて、大変納得しました。楽しめるスポーツを取り戻すために、個人で何が出来るか考えてしまいます。

かつて4年に一回のオリンピックをワクワクしながら心待ちにし、オリンピック選手に憧れていた元子供の一人として、一方で、スポーツやスポーツ選手を神格化する風潮に違和感を覚える一市民として、平尾さんのプレゼンとお二人の会話を聞きました。

◆印象に残ったのは、「身体こそ個性」、「身体能力=生きる力」という二つの言葉。前者は自分が若い頃から感じていた事で、本人の肉体や身体感覚抜きにその人を語る事、自分を確立することは難しいと思います。後者に関しては、それを遊びに進化させたものがスポーツなんじゃないかと考えます。

◆私にとってスポーツは遊びです。

◆人間は遊びを欲する生き物で、日々の生活を豊かにするためにそれは必要なものですが、だからといって人工雪を降らせたり、市民のささやかな暮らしを奪ってまでメガ競技会を行うようなものではない筈です(ウインタースポーツ大好きなんですが)。また、一般市民が一生かかっても稼ぎ出せないような金額が賞金になったり、選手の交換に使われるのは常軌を逸しています。

◆「夢/感動を与える」という言葉、私は嫌いです。余計なお世話。マスコミが「夢/感動をありがとう」と連発するので、選手達もそれを口にするようになったのでしょうか。よくよく考えたらあまり口にできない台詞と思います。好きだから頑張る、それだけで良いじゃないですか。乗せられる私たち市民も阿呆ですね。受け身で感動を与えられるんじゃなくて、応援したいから勝手に応援する。余裕のある時は投げ銭する。そのぐらいが健康的と思います。

◆競技会の運営費も競技場も、選手の育成費も、やりたい本人の持ち出しで足りない分は見たい人、応援したい人達が投げ銭程度に出せば良い。勝つに越したことはないですが、そのための最高の環境は余裕のある社会だけが享受できるもの。世界のどこかで人が殺し合い、人間の欲望故に地球環境が劇的に変化している今、そんな事をしている場合なのでしょうか? スポーツ界も私たちも現実を、身の丈を知る必要があると思います。

◆トップ競技者のレベルアップがは競技人口の増加につながる。という説には以前から疑問を抱いていたので、今回プレゼン聞いてやっぱりそうか、と思いました。今のやり方では選ばれしものだけが富と栄光を手にし、恵まれたものだけがスポーツを楽しめる、ということになってしまいます。

◆スポーツが選ばれし人達と選手の褌で儲けようとする人達のものになりつつあるのに、スポーツの種目が増えているのは皮肉な事です。今まで街角や山での遊びだったものが、スポーツという品目に入れられ、経済に取り込まれる。空き地の遊びのままではいけないのでしょうか?

まだ書きたい事はありますが、第2、第3弾を期待して今回はこの辺にしておきます。平尾さん、よしさん、ありがとうございました。

Lovizoomer

平尾さんへのメッセージ

スポーツ、その奥深さ、楽しさとスポーツの意味、難しさを混同してる現代を上手に解きほぐしてお話していただき、ありがとうございました。

山内郁子

オーストラリア政治を専門にしています。スポーツと政治の関係にも大きな関心を持っています。1998年、キャンベラの在オーストラリア日本大使館に勤務していましたが、キャンベラに日本代表ティームがみえたことがありました。平尾さん、あの時にいらっしゃったのでしょうか?

杉田弘也

今日はありがとうございました。 とても興味深く聞かせていただきました。
平尾さんの夏に出る本、ほしい物リストに入れます!
あと、よしさんとの対談本、ぜひ実現させてください!
ありがとうございました!

SNSの発信やミシマ社関連のエッセイ、記事等を読ませていただいています。これから益々のご活躍を期待しております。

tadato

資本主義スポーツ社会の中でアスリート出身研究者として孤独を感じることはありますか?
もし、孤独を感じるならそれは正しい孤独なのでTwitterなりSNSなり論文で暴れてください。

石油王

スポーツ 苦手なんですが 全然苦痛なくお話が聞けました。
パート労働者だったため年金額が少ないので太極拳のサークルとかにはもう入れないから 体力づくりのために清掃のバイトをしています。モップかけを極めつつあって あちこち痛かったりするんですが いくつまで続けられるか挑戦中です^^
ちょっと失礼なのかもしれませんが 平尾さんのお顔って本当は笑うためにあるんじゃないかなと思いました。笑顔が素敵です^^

千早 直子

私がスポーツを嫌ってきた理由が分かりました。本来のスポーツなら、どんくさい私でも十分楽しめたはずなのに。
よしさんと対談本を出されたら、スポーツのおかしさ、社会のおかしさに気付く人の間口が広くなって、少しずつ世の中が良くなっていくきっかけになると思います。
お話を伺えて良かったです。
ありがとうございました。

応援しています。

子どもにもですが教育者へぜひ働きかけを。まあご研究の内容はプライマリーの教育に関心あるものとしてとても興味深く。日本では体や感覚のできてゆく魔法のような幼少期を十分に活用できていないと常々思います。ぜひまた改めてお話を伺いたいと存じます。

Yoriko MH

盗まれたスポーツ2のお話しお聴きしたいです。

kyoko

今日はありがとうございました。本の出版Twitterで確認しておきます。楽しみにしています。
スポーツだけでなく皆が楽しんで好きな事が出来る日本になればと思います。その為にはやはりメディアが正当な路線に戻る事が大切ですよね。それとまともじゃない事を皆んなも気付き学んでいかなくてはと思います。そんな日が来て平尾剛さんが本業に専念出来る日が来ますように。そんな日本は貧困でも素敵な島になっているでしょうね。

面白いお話ありがとうございました。とても勉強になりました。
私見ですが、近年の日本におけるトップアスリートの努力と成果、勝者にのみスポットライトを当てる風潮が、「勝者は全て正しく、敗者は何も語ることができない」という価値観を強化していると思います。
今の日本では、いわゆる「勝ち組」、「負け組」の考え方を改めるどころか、学校教育、労働社会などのあらゆる所で勝ち負けに基づく価値判断が一層浸透してしまい、民主的な価値観や議論が失われていると感じています。
勝ち負けではなくスポーツ本来の楽しさを誰もが気軽に楽しめるようになれば、競争に対する社会の意識も変わり、民主的な意識も高まるのではないかと、今日のお話を聞いて改めて感じました。

内田雄介(y uchida)

今回はありがとうございました。
盗まれたものを取り返すためにどうしたらよいのか、を興味深く聞かせてもらいました。
オリンピックやワールドカップなどでの注目も競技人口増加には直結しないと仰ってましたが、間接的な影響はどうなのか気になるところです。
やはり大舞台でのファンタスティックなスーパープレーなどは、こどもの憧れに繋がりますし、おっさんの草サッカーだって〇〇のものまねな!とか言いながらやったりするもんです。それらが競技をしたい原資になってることは経験的に、または体感的に感じるところなのです。
とまれ、平尾さんが考える〇〇とか△△とか、もっと様々なトピックでもたくさんお聞きしたいと思いました。
ありがとうございました。次回を期待します。

飲みながら視聴してました!

恥ずかしながら平尾さんのこと知ったのはオリンピックに反対されていらっしゃることをネットで見たのをきっかけでした。 本日は素晴らしいお話をありがとうございました。

平尾さんは、日本代表選抜という熾烈な競争を経て、さらに勝つことを要求される過酷な環境で競技をされてきたと思いますが、平尾さんはスポーツが好き、楽しいという気持ちを維持し、育むためにしてきたことやお知恵などがあったら、教えていただきたいです。

そのお知恵を胸に、勝ち負けも、楽しさもあるスポーツをもう一度やってみたいと思いましたし、日常の閉塞感を変えるエネルギーになるかもしれない、と感じました。

Sachiko222

ハラスメントに依らないスポーツ技術指導や、政治利用から自立するスポーツの活動、心から応援しております。

平尾さん、よく考えたら自分よりお若いことに苦笑しました。でも平尾さんがすごいベテランで、ラグビー界さらにスポーツ界のレジェンドであることには変わりない。物理的な年齢の壁を易々と越えられるのは、トップアスリートがその世界でのアイコンたる所以だと思います。
お話を聞いていて、中身は明るい話ではないのに、お人柄や話しぶりから、スカッと明るく、爽快なものを感じました。この辺がスポーツやってた人の良いところだよな、と再確認。
よしさんとのイケボなお二人の大阪弁の掛け合いも楽しかったです。
よしログライブには毎回参加しています。是非またお越しくださるとうれしいです。

パート2はきっとあるだろうと期待して、その時は、ご専門の身体と内からの感覚のことなんかを質問してみたいです。自分の仕事にも活かせそうだから、本を読ませていただいて質問準備して楽しみに待っています!

これからもご意見の発表をお願いします。

平尾さんのように普通の感覚を持ったスポーツ関係者がいらっしゃることは心強いです。でも平尾さんのような方が少数で頑張るには限界があるでしょうから、一人一人の影響力は小さいけれど、私たち市民も「ちょっと変だぜ」と態度に出さないとダメですよね。

【平尾さんに質問】
1)一般市民から見ると今のスポーツを取り巻く状況は歪そのものですが、当のスポーツ選手達はどう感じているのですか? 私には選手の皆さんはトレーニングに励む事で現実から目を逸らしたり、心に蓋をしているようにも見えます。実際にその世界を知っている長尾さんからはどう見えますか?

2)海外には現役引退後にスポーツとは違う世界に行く人が珍しくなく、彼らにとってスポーツや競技生活は長い人生の一部という考えが根底にあるように思います。一方で、スポーツが貧困から抜け出す唯一の手段である選手も多くいます。今のところ、日本の選手はたちはそのどちらにも属さない人たちが多いようですが、実際のところ各選手達は、彼らの人生においてスポーツをどう位置付けているのでしょうか?

3)eスポーツって、スポーツなんですか?

Lovizoomer

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