憲法リテラシー2022「6. 日本の憲法ー未来」レビュー

「憲法リテラシー」プロジェクトの6回目Yoshilog Live 40「6.日本の憲法ー過去」を予定通り、2022年7月3日に実施しました。

参加申込者数:189人

  • Zoom 登録者数:91人
  • ライブ出席者数:76人
  • 平均視聴時間:2時間36分
  • 実施時間:2時間52分

アンケートへの回答を随時この記事に掲載していきます。

10段階評価


このイベントの「全体的」な評価:9.79
このイベントの「内容」の評価:9.79
このイベントの「プレゼンテーション」の評価:9.58
このイベントの「運営」の評価:9.67
「憲法リテラシー」の受講を他の人にも勧めたいと思いますか?:9.79

レビュー

自由記入1
教材として挙げられた資料(図版等)はツイッターなどで説明する際に使用してもいいのでしょうか?もちろん出典明記で。

index

全スライドをまるごと使うのでなければ、どうぞご自由にお使い下さい。よしログ。

自由記入2
より多くの人に伝えたいことって、スマホで見やすいサイトにするといいですよね。

自由記入3
特に選挙前に憲法改正前と改正後の比較表をできる限り拡散することがすることが必要かと。

自由記入4
自民党改憲案はバターナリズムと治安維持が非常に強く出ていると感じた。国民は二の次、三の次ということでしょう。一見問題なさそうに見せるテクはすごいと思うが、こうやって批判的に読み解くことの重要性を感じた。

自由記入5
自民党草案に基づいた憲法改正が成立してしまうとどうなるか 今の自分たちの「好き」は好きなように楽しめなくなることなのに、自分たちの身には起きないと思っている人たちに分かってもらうには本当にどうすればいいのか そんなことをずっと考えていましたし、自分自身にも知識欲が湧きました まずは6回分復習することから始めたいと思います ありがとうございました

自由記入6
今回の参議院議員選挙の結果次第では自民党改憲草案が現実のものになってしまう、そう考えただけで立ち上がれないほどの衝撃があります。選挙も憲法も、この二文字だけで「わからない」という人が多い現状をどうしたら打破できるのか。考えながら行動します。 チャットの中に山本太郎氏と山添拓氏を支持する声があったことを心強く思います。 この6回で終わらず、次のシリーズも実施していただきたいと願っています。

杉下 麗

はい。今回の6回シリーズで学習したことを活かして、次に続ける予定です。

自由記入7
私は生活保護受給者なので、奨学制度がありがたかったです。私的には少し時間が長く、集中力が切れがちでした。内容的には非常に良かったと思っています。自分のテンションを講義日に合わせるのに苦労しましたが、これはごく私的な事情です。

他人に広めるというのは、私の周囲においては難しいかなと思います。というのも、日本国憲法の成立から知ろうと思う人はおらず、条文も読めず意味が取れないからです。論理的な思考ができない人には、この手のものを理解する端緒も得られないと感じています。ただ、ここで私見を述べますが、もっと言葉を噛み砕いて丁寧に語り、教えて、キャッチアップしていくような勉強会を、小さく無数に行えれば、大きな流れに合流する人が増えるかもしれないなどと考えましたがどうでしょう。

生活保護受給者は大学以降の学費を得ることはできません。このような機会を頂き、感謝しております。

Kazu.N

自由記入8
自民党の改正案を聞くと「家族、自然を大切に」という儒教精神で国民の心を撫でながら、憲法という鞭で法律までも覆してしまう怖いものだと思いました。近代憲法は国民が国家を制御する法、国家が国民に与えるものではない。国家権力を制御し、人権を保障する法という素晴らしいものです。絶対に変えてはならない!個人の尊重と人権、国民投票に関する件の内容は今まで漠然としておりましたが、ハッキリと知ることができました。ありがとうございました。本当は1回目から参加したかったのですが、PC操作ができずに失敗を重ね、子どもに操作してもらい最終回に初めて参加させていただきました。これからは資料を読んで深めたいと思います。お喋り会には参加させて頂きたいと思います。

友子

自由記入9
憲法については義務教育に加え、教員免許取得のために大学でも単位をとったのですが、大事なものと言うこと以外全く身についていませんでした。しかし、迫る現実に実感を伴い、憲法の力と意義を身にしみて理解しつつあるところです。 自民党の憲法”改悪”草案が2012年からずっと掲載されてきたことに驚きつつも、自分の無関心さと無知を残念に思うところです。そして、このような人権無視の草案を掲げ続けても選挙に勝てると考えている自民党には、国民は完全に舐められているとしか思えません。ウェブ検索をかけると当時から警鐘を鳴らしつづけてきた方々多くいて、それらの方々の活動に敬意を感じています。

阪野塁

自由記入10
憲法は国民が守るべきものと考えていたが、お話を聞いて国家が守るべきものだと知り驚きました。内閣の勝手を許す自民党の改正案に対し、私達国民を守るための現憲法の大切さを自覚したし、多くの人に知って欲しいと思いました。全体を通して私自身の憲法への理解がとても進みました。ありがとうございました。

フランチェスカ

自由記入11
許されるならば、一回当たりの講義時間を増やすか、大変でしょうが 講義録画+講義理解の促進のための音声解説だけの音声ファイルが欲しい 例えば映画とかで監督が映画を解説した特典DVDが付くみたいな感じで あとは、法律の講義も受講しなかった自分が憲法の歴史から位置づけ更に憲法が如何に自分自身=民衆を守るためにどれだけの苦労の歴史の積み上げだが、それを守るシステムを組み込んであるのか等その他にも重要な所は在りますが、を知ることが出来たので良かった。ただ、それをぶち壊すために粛々と色々と日本の与党が手を打ってきたのか更には今回に来て一気に総仕上げに取りかかりまだ若い国家の日本が最新の設計図でもって作り上げた憲法でまだそれほど運営経験のない我々世代が勝手に未来の 日本人のための物=憲法を変えていけないと分かりました。 

自由記入12
よしさん、6回にわたり、ありがとうございます。お疲れ様でした!
人類が積み上げてきた人権や憲法への叡智に深いappreciationを感じられるようになったのが個人としての大きな収穫です。

能動的に学んでいける段階にはまだまだ至りませんが、新フィールドにたくさんのアンカーを打つことができました。たどたどしくても、周りの人に自分の言葉で語る練習を始めています。

右翼のポエムのような自民党の改憲案に国民が騙されるのを見ることになるのかと、大きな懸念を感じます。お話会では、どうやってこの危機を一人でも多くの日本人にわかってもらえるか、その辺りの話ができたらと思います。

BGMに使われていた曲をご紹介いただけると嬉しいです。 本当にお疲れ様でした!

BGMに使った曲は、An Invitation To Windham Hill 1985 から選びました。

自由記入13
自民党の改憲案… とても危険だと思います。
これは左右関係なく、理解を広めねばならないと思いました。多くの国民は9条だけの問題としてるようですが、一番重要な人権が奪われてしまいます。そうなれば逃げようもありません。今後、周りにも強く訴えていきたいと思います。

6回にわたる勉強の機会をありがとうございました。おしゃべり会、都合がつけば良いのですが、今回は難しい感じです。また、次の機会を楽しみにしておきます。
お疲れ様でした。

ジグ

自由記入14
今回のトピックは、一歩引いて考えると、特定の草案だけよりも複数の草案を中立に評価できるのが良いかとは思いましたが、2時間という時間的な制約や多数派を集めているグループの考え方を”まずは知る”ためには、とても参考になりました。

今回の6回の内容を、友人等にも伝えたいと思いながら、憲法の話は政治につながり(だから大事ではあるのですが)、話題にあげづらいと感じています。例えば、先日の風俗業の給付金の合憲、頭髪指導は違法ではないという判決に対する疑問など、疑問に思うことは黙って聞き流さないことは、個人でもできると思っています。

自由記入15
自民党草案の憲法改正について解説していただいて、どう変えられようとしているのかがとてもよくわかったと同時にぞっとしました。そして今の憲法が国民にとっていかに大切かもよく理解できました。日本の全ての人がこの「憲法リテラシー」に参加し理解したら、今まで選挙で無投票だった人も真剣に誰に投票するかを考えるだろうと思いました。

Mari

自由記入16
延べ6日間に渡り、本当に素晴らしい時間をありがとうございました。思い切って憲法リテラシーに参加させていただいて良かったと思っています。

元々、憲法に対して勉強不足でしたので、正直、後半の3回くらいはたくさんの情報量についてゆけず、キャパオーバーしておりました。が、豊富な資料をダウンロードでき、きっちり復習をさせていただけるようになっていますので助かります。

1つ、自分が進歩したと思えるのは、自民党憲法改正案の微妙な言葉の置き換え、追加、削除がどういう意味合いを持つのか、具体的に理解できるようになった点です。「なんとなく怖い、危険」から具体的にその根拠を1つでも言えるようになったと思います。

これから、折角学ばせていただいたことを実生活でどういう風に活かしてゆくか、実践をどうするかを考えてゆきます。 再来週の話し合い会、楽しみにしています。また、それまでに頂いた資料で復習をしておきます。

Tomoyuki Iwata

自由記入17
最終回、ありがとうございました。
改憲案の解説、これまでの講義のおかげでより深くその改憲の内容を理解することができました。国民にほとんど知らされないまま進められていく憲法審査会、そこに参加している国会議員さえどこまで理解して審査会に参加しているのでしょうか。自分が未来永劫権力者の立場にいられると思っているのでしょうか。
私たちもまた自分たちの人権を守るため、知る努力・考える努力を怠ってはならないと思いました。(憲法12条)

憲法リテラシー開催にあたり、様々なセッティング、膨大な資料の準備をありがとうございました。そしてよしさんの深い見識をシェアさせていただきありがとうございました。

Moon

自由記入18
憲法がいかに大切なものであるかを改めて認識することができました。同時に、もっと多くの人々にも憲法の大切さを認識してもらうことができればと思いました。よしログさん、6回にわたってのお話ありがとうございました。そしてお疲れさまでした!

自由記入19
第一回目に「え、そこから」とおもいましたが、正確な認識を持つために必要なことだったんですね。憲法を学ぶ良い機会をありがとうございました。憲法リテラシーを広めるにはどうすればいいか、例えば、身近にいる熱心なA氏信者にどう話せばいいか、…そこだけ考えていると暗~くなります。どうすればいいんだろ。

自由記入20
勉強したい、と感じたときに、この講義に出会えて本当に幸運でした。

まだまだ勉強不足ではありますが、憲法というものがどういうものであるか理解できたことにより、今は以前よりもう少しクリアに現状を捉えることが出来ていると思います。

ニュースの解説を聞いたり、政治家のインタビューを聞いたときに心にわきあがる様々なモヤモヤ感の正体がわからず、それがわからないために質問もできない、調べることもできずにおりました。

しかし、今回の6回のYoshilog liveに参加したことによって、そのモヤモヤ感の名前/単語がわかったこと、人類が長きにわたる戦いの中で勝ち得てきた権利や知恵、それらから遠ざかろうとする自民党改憲草案、独学では決して気付けないような、微妙な言い回しの結果、現実世界が大きく変わろうとしていること、など多くのことに気付かせていただきました。

名前が分かったことで、じぶんの意見を相手に伝えられるようになる。勇気を出して、今までは踏み込めなかった話題にも、じぶんの意見を少しずつ言えるようになっていきたいと思っています。

貴重な機会をありがとうございました。

自由記入21
twitterをやっていたお陰で よしさんの今回の講座に辿り着くことができました。普段の忙しさにかまけて日本国憲法をきっちり読んだことはありませんでした。自民党の草案の問題点も確認することができ有意義な時間でした。ただ 一人で読み解くには難しいと感じたので もう少し時間があるともっとよかったかなと思います。

「憲法リテラシー」プロジェクトは 良い活動だと思うのですが、職場などでは 政治的なことを話すと【疲れない?】と聞かれることが多く、なかなか実生活と選挙・政治が結びづかない人が多いように思います。そんな人々に どうしたら 興味をもってもらえるのか、と考えていますが、わかりません。

来週の選挙次第で、改憲される方向に行くのかと思うと 珈琲でも飲みながら 気軽に政治の話ができる日が日本には訪れないのか と哀しみでいっぱいです。ただ 私の中では twitterやYouTubeなどの中で、危機感をもっている方がまだいるということが、救いです。また 何かの機会があれば参加したいと思います。ありがとうございました。

自由記入22
この6回の憲法シリーズで知った事や、学生時代勉強してこなかったことが多すぎて、また今の選挙活動中の街頭演説や政見放送・ニュースを見る度に、私達は選挙をするには、政治をするにはなんて幼いんだろうと思ってしまいます。

誰の為の選挙なのか、誰の為の政治なのか。私達ひとりひとりにある権利をしっかりと行使するために、私達はもっと勉強しなくてはいけないと思いました。この憲法6回シリーズがより沢山の人に広まれば良いけど、それだけでは足りないですね。

国民全員が私達に与えられている自由と権利(もちろん義務も)をもっと日常から強く感じられるようになれば今よりは良い国になっているでしょう。もっとカジュアルに政治の話ができるようにしていきたいです。身近な人達から実験してみます。

憲法の歴史から、問題点・未来まで勉強できとても有意義な時間でした。ありがとうございました。

自由記入23
国民投票法の公務員などの関与全面禁止条項と、新自由主義への布石としての職業、居住の自由の公共の福祉削除による無制限化に関しては、今日初めて気がつきました。 あらゆるレベルで日本の終焉が、日本人によって成し遂げられる事態に言葉がありません。

遠藤治郎

自由記入24
 よしさん、今日もありがとうございました。
 憲法リテラシー6回目最終回。今回は、いよいよ自民党改憲草案についての考察でした。 自然法から出てきた人権の概念を、人権を国民に保障する、というような国が国民に与えるものとして書かれていたり、硬性憲法の部分が取り払われて、簡単に変えられるようになっていたり、重要な条文が削除されていたり、あらゆるところで後退しているとの印象でした。

 人権は共同体の中から徐々に出てきたものとして、天賦人権説を否定する内容になっているなど、全体的に前時代的で、大日本帝国憲法に近い内容でした。現代において、この改憲案は、憲法の先進的な改正には程遠く、個人の人権を狭め、生きにくい社会になっていくことは明らかです。そのように憲法を、前近代的な内容にしたいのはなぜなのか、大日本帝国憲法に近いものに戻したいのはなぜなのか、そしてそのような憲法に改正することで前近代的国家にしたいのはなぜなのか、考えてしまいました。差別的で上下関係を重視した威圧的な社会になってしまうことを想定すれば、このような改憲案を作りだし、日本国憲法を変えてしまおうとするのは、人間性の欠如と無知の極みと思いました。

 全6回の憲法リテラシーの講義を受けて、私達にとっての憲法の意義と、これまで受けてきた恩恵と、次世代につなぐ責任とを深く感じました。憲法を古代成り立ちから学ぶことで、個人の尊厳、物事の思考の仕方、憲法に根差した教育を受ける権利、など私の中で大きな気づきがありました。よりよい社会で生きたいと思うなら、よりよい社会を子供たちに残したいと思うなら、今、憲法をしっかり学んで、大事な憲法を失うことがないように、行動することが必要と思いました。

 よしさん、6回連続プロジェクト、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

ayumi sato

自由記入25
6回の講義をありがとうございました!世界の憲法の歴史から日本で憲法が作られた時代背景とその内容、そして現状に至るまでわかりやすい資料と共に丁寧に教えてくださって毎回楽しく参加いたしました。

自身では知らなかった内容や考察の数々にこらからももっと学ばなければと気持ちに火がつきました!復習必須です。
いよいよ来週に迫った選挙。この先どんどん黒い世に変わってしまうのではないかという不安の中で毎日暮らしています。

今回の講義で、対岸にただ石を投げつけるのではなく、現状を自分の目で見る、考える、意見を持つことを学びました。わたしも声も上げていきたい、まずは未来のために投票に行きます。幼稚な憲法改正案にNO!です!

自由記入26
私のようなものでもとてもよく分かったのがすごい。なので、誰にでもわかる講座だったと思う。ただ、分かったところで、日本の人は実は、自由や権利なんかそもそも必要としていないのではないか…。という気がしてならない。

自由記入27
今までは知らないことが多かったのでメモなどを取りつつ緊張して聴いていましたが 今回は赤旗日曜版や以前購読していた新婦人新聞などで取り上げられた話題と重複する内容が多かったのでリラックスして聴けました。

しかし その意味するところは暗澹たるものです。何のための改憲かと言えば 虚栄心のための改憲なのではないかと思いました。敗戦という事実が受け入れられずに恥辱にまみれ それをしのぐために金を集め権力を得ようとし 札片で相手を叩くような外交をして俺ってすごいと思いたかったけれども肝心の金が尽きかかって 実際に一戦交えて名誉を奪還し富も手に入れたいと思い込んでいるように感じます。何のための戦いであるとか どのような構想を樹立するために必要なのかとかは関係なく ただ戦争をして勝って見返してやりたいという 誇りと呼ぶにはお粗末な虚栄心のための改憲のように思いました。

幕末から明治にかけての 日本の存続をかけた和魂洋才という勤勉で謙虚な姿勢もなく 敗戦の屈辱をこの分野ではてっぺんをとるぞ!と精進に変え あんなに繁盛した日本という商家をただの我儘で三代目が潰そうとしているように思います。 敗戦時に天皇制を象徴という形で残すことで統治する摩擦を減らしたのでしょうけれど 先進的な良い憲法は与えられても 自らの在り方のどこがあの敗戦を齎したのかという反省の機会がなく 価値観のでんぐり返りに政治は自分の手に負えることではない身を縮め まじめに働いて家庭を大事に趣味を楽しむのを良しとするような風潮(新左翼の内ゲバ報道も左翼のイメージダウンに一役買いました)が生まれたのだと思います。

けれども富の再分配はやめ富める者により富を集中させるためか マイホーム主義の夢に酔わせておかず苛斂誅求に新自由主義を振りかざしてきたので みんな多かれ少なかれ「自己責任」に追い詰められて金もなければゆとりもない学ぶことも極端に狭められた 自分は誰かよりましと思いたい孤立した(孤独の中で自らと対話することもない)群衆になっているように思います。その群衆が有権者であり日本の行く末を担っているわけです。

来る参院選の後三年国政選挙がないので自公維に優勢を占められたら 改憲は一挙に進んでしまいます。今回の選挙は「投票したって何も変わらない」選挙ではなく「野党(共産 れいわ 社民)に投票しないと当たり前だと思っていたことが変わってしまう」選挙です。一人でも多くの人がそれに気づいてくれるといいなと思います。チラシ配りボランティアをしてあまりの暑さに茹りそうになったりしていましたが 昨日まとまった降雨があって地温が下がって一息付けたことですし 友人にメールしようと思います。

今回の「憲法リテラシー」は憲法というものがどうやって出来てきたのかが解ったことが何よりの収穫です。要求は情報によって作られると聞いていますが なるほどこういうことかと納得しました。時代に逆行する虚構性が良く解りました。

それとともに学習することの大切さを感じたので 選挙結果が意外とよくても新婦人さんたちが取り組んでいる学習活動にかかわっていった方が良いのかなとも思いました。今までは会費負担が大きいのでその分は難民支援にしていました。もっとバイトを増やすと自分が潰れかねないので それにケチる方法のアイデアも新しいのは思いつかないし ビットコインを掘る知力も気力も電気代もないから 残念ながら二択になってしまいます。

憲法を広い視野でとらえた学習会はとても楽しかったです。ドイツの反省には頭が下がるなと思いました。お喋り会も参加してみようかなと思いますが 私は動きが緩慢なので上手く話せないかもしれないなとも思います。

ありがとうございました!

千早直子

自由記入28
よしログさん、この講座を開催していただき、本当にありがとうございます。

最後、全6回では足りないようなことをおっしゃっていましたが、自分で調べたり、理解できた部分と飲み込みが難しい部分の隙間をなんとか埋めたりする自発的な取り組みが大事だと思いますので、十分です。

私は、ご参加者の中でも、比較的若造で、大した学もないのですが、内容は大変よく理解できました。特に今回は、具体的に日本国憲法の規定と改定案を解説していただいたので、ふだんなら読むだけで退屈しそうな現行法の絶妙な書きぶりが浮かびあがってくる講義でした。

6回目までにこれまでの録画や資料を見返しましたが、復習するとちょっとずつ自分の身や骨になっていくような気がします。 これまでの録画や資料を見直して、理解をふかめたいと思います。

自由記入29
「人類の物語として日本国憲法を伝える」憲法リテラシー講座最終回。
個人的に、今まで受けた一般向けの短期講座(講演)の中でも、際立って、
内容の濃さ
吟味された言葉 豊かさ、
奥深さ
整理されたスライドの力
をひしひしと感じました。
内容はもちろん、教えるとはこういうことか!という感動すらありました。

伝えることについて、いつも意識しながら聞きました。
よしログさんは、「どこをカットするか苦労した」とおっしゃっていた。
伝えることについて、やはり、「物語」は重要と感じます。 同じ内容でも、物語としての筋が流れていると、別の物として立ち上がってきますね。
そして、感動を伴うストーリーは、頭だけでなく心に残ることを実感しました。

自分の目標は、「改憲案への反論を、理論に基づきつつ、口頭で簡潔に言えるようになる」ですが、その意味でも大変有意義な講座でした。
アーカイブがあるので、今後自習しても、いくらでも深堀出来る内容だと思います。

知人に、「YouTubeを見ているのは40~50代中心。それ以下の世代は、尺が長い(動画)は見ないよ」と言われ、うっ…(むろん個人差はあるでしょうが)。
本よりも動画、と思うが、その動画も長いのはだめとなると、この深い内容をどう伝えたらよいのか…。
皆様のフィードバックを読むのも楽しみでした。
ありがとうございました。
引き続きこのテーマで勉強し、よしログさんの発信、仕掛けるものに注目していきます。

自由記入30
改憲草案を一つ一つ細かく検証していく作業がとても勉強になりました。軽微に見える文言の変更にも、「国民の立場から統治権力を制限するための憲法」から「統治権力が国民を支配するための手段」へ作りかえようとする意志が含まれている、ということと理解しました。

また、改憲草案全体が、「天皇主義」や「家族主義」という特定の、しかも前近代的な思想・信条に染め抜かれていることに気付かされ、げんなりしてしまいました。近代憲法というよりどこかのネトウヨ政治団体の党員心得のような。。
こんな改憲は絶対に阻止しなければならないと改めて思いました。

全6回の中身の充実した講義、ありがとうごさいました。各回とも全体の構成がしっかりしていて、テーマの複雑さのわりには大枠のポイントを押さえるのが比較的楽だったように思います。スライド資料もわかりやすかったです。ただ私にとっては情報量が膨大だったため、把握できていないところがまだまだたくさん残っています。録画を見たり資料を読んだりして勉強しなおすつもりです。

これだけ豊富な内容ですし、手間やコスト面で問題なければ、講義の回数をもう少し増やしてもよいように思いました。

自由記入31
内容が濃く、凄く勉強になりました。
よしさん、ご苦労様でした。
より多くの人に憲法の事を広めるためには、憲法は憲法学者が議論することで私たちには関係ないと思っているような意識の低い人を動かす必要があります。そういう層が動かない限り組織票と無知で憲法改正は行われてしまいます。
そこで、子供でも興味を持つようなやり方が必要だと思われます。 例えば、TVのクイズ番組のような形式を取り入れて、「現行はこうだけど、どう変わると思いますか?」次の3つの中から答えよ。 「さてそうなると、どんな風に社会は変わるでしょうか?」 など、相手に考えさせて答えを導く方法など。
誰でも、疲れていても、「なんだろう?」と興味を持つような工夫が要ります。 難しい講義は余程興味のある、今回の「憲法リテラシー」に参加したような特別な人しか時間もお金も使いません。
なすこ@nasukoBさんにマンガで一問一答でどう変わるか描いてもらってそれを毎週ハッシュタグにしてツイデモしても面白いかもしれませんね。 ちょっといろいろしんどいのでまた考えます。
それではまた~。((´∀`))

岩井 祥子

自由記入32
いつも学びの機会をありがとうございます。この企画がなければ真の憲法を知らないまま改憲の投票に向かったと思います。反対ではあるが理解はし切れていない状態で。私は「法律で定めるところ」にいつも惑わされています。しっかりと法案を読み込んで疑って地に着いた理解をしなくてはと思います。今前回の「過去」をおさらい中です。参院選で与党に負けてしまった今だからこそ早く憲法の概念を皆が理解してくれる事を願わずにはいられません。それにはどうすれば良いのか悩みの種ですね…

自由記入33
最後のアンケートの回答が遅くなり、失礼いたしました。

実は、最後の講義を終えてみての感想が自分自身少し意外なものでした。それは、何か理屈や理論的なことというよりも、とってもかすかな感覚的なものです。6回目の講義の予習のために、自民党の憲法改正草案を読んでいるときに、「あ、読めてる」という感触があったことです。

私にわかるかな? わかりそうもない……、けど、せっかくの講義のため。わかるかわからないかは置いておいて、とにかくまず読もう、と読んでいると、ところどころ、あれ?と気になったり、なんか今のところ変だったな?と感じて行きつ戻りつ読み返したり、ということが自然に起きてきたのです。
その、かすかな感触を得たとき、あ、私、ちょっと読めるようになってる!と思いました。それで、これが “リテラシー” なんだな!と思いました。なんかとっても、うれしかったです。

自分にとってあまりにも馴染めない世界や、不慣れな領域の事柄だと、接触があっても、自分自身の感覚でそこに何かを感じることができません。何かを考えるためには、考える前に、何かを感じとることが必要です。駆け足とはいえ、今回の、憲法リテラシーの講義はその名の通り、私にとってとっつきにくかった憲法の世界に対して、自分なりの感覚で接するための”リテラシー”をもたらしてくれました。学びは、自分自身が変化すること。その楽しさをあらためて感じました。

今回、学ぼうとするに至った現在の日本の社会状況はあまりにも絶望的で厳しいものと実感する毎日ですけれど、教わった知識やものの見方と共に、学びのうれしさや楽しさの経験は、厳しい状況の中を生きていく自分を助けてくれると思います。

自分なりに学びを重ねつつ、私は、文化からのアプローチが最も大切で力を持つと考えているので、一人芝居やコメディや、ラジオのおしゃべりや、様々な表現方法で心ある活動をされている人を支持して応援することで連帯して行くことが、自分にできることと今は思っています。

最後、長くなりましたが、この度の連続講義に参加させていただき、本当にありがとうございました。この心あるご活動を私からもひとに伝えていきます。

tk

自由記入34
お喋り会(7/17)翌日に書いています。

【「憲法リテラシー」を受け終えて】
▪️当初の予定より忙しくなったこともあり、実はまだ6回全部聴講し終えていません。自宅だと集中して聴くことが難しい(突然の来訪者や洗濯物のとりこみ等々)こともありますが、聴講中は理解した気になっても後になってに振り返ってみると色々なことが頭から抜け落ちていることに気づきます。せっかくの講義もまだ自分のものにできていないのが現状。これはもう、何度も資料を見直して自分の中に染み込ませるしかありません。
▪️そんな私ですが、自分が憲法を考える際に必要な柱となる何本かのうち、1本だけは立てることができたと思います。それは「私たちすべての人間は生まれながらに人権を持っている」と自分自身に言い切れること。「人権とは、属性に関わらず、人間が人間であるというだけで基本的に有する、全ての人間に固有の不可侵の基本的かつ根本的権利である」 この柱を自分の中に建てたことで、前より自信を持って憲法や理不尽な世の中に向き合うことができる気がしています。
▪️このプロジェクトに巡り合えた自分はラッキーです。6回の講義と準備諸々、ありがとうございました。今後の展開にも期待しています!

◉思いついた事1
講義が始まる前にクイズを出されたことがありましたが、落語の枕のようで上手いやり方だと思いました。そのクイズ方式をもう一歩進めて、「Do you ~?」「How do you feel ~?」「What will you do~?」というふうに受講者を主語にした質問にするのはどうでしょうか? 世の中で起きていることをほんの少しでも自分ごととして感じてもらえないでしょうか。 宿題にして1-2週間、日々の生活の中でそれを考えてもらうのも悪く無いと思います。

◉思いついた事2
私もそうですが、6回全部を聴講しきっていない方、多忙なうちにアンケートを送れずに時間が過ぎてしまい感想を伝え損ねているいる方、また何度も見直して新たな気づきが生まれる方は少なく無いと思います。ですのでアンケートは引き続き受けると共に、そのことを周知してみては? 実際、私は6回目終了から2週間後にダメ元でアンケートフォームのリンクをクリックしたら先に進めたので記入していますが、「もう遅いから伝えられない」と思い込んでいる人もいるかもしれません。或いは「放課後クラブ」的に別の受け皿を作っても良いかもしれません。

【番外編:お喋り会に参加して】
会の終了後に感じたことを勝手に書きます。
▪️この種の集まりや勉強会に参加するたび、皆さんが仰るように「意見の異なる人」とどう対話したら良いのだろう?と考え込んでしまいます。集まりには自分と同じ方向性の人ばかり。
▪️日本は異なる意見を戦わせる場が少ないし多くの人が慣れていません。違う意見を述べると人格否定と勘違いされたり、「中立であることがsmartな大人」という勘違いが蔓延るコミュニティで一人だけ浮く羽目になりします。smartどころか、本当はcompromiseできない子供か、自分の意見が無いだけなのだと思うのですが、そう言い切ってしまっては対話は始まらない。
▪️本音を言うと、自分が生きている間はもうそういう対話はこの国では無理かもしれないとも感じています。しかしながら、この国から逃げられない者としては諦める事すなわち自らの人生をゴミ箱に捨てる事になり、そう簡単に匙を投げる訳にはいかないのです。
▪️そういう訳で、最近は面倒臭い奴と思われてもスキあらばその手の話をしています。身近なところから段々議論の輪を広げていく。介護や仕事をしながらできる事といったらこんなことぐらいです。
▪️1932年生まれの父の話をしましたが、話がとっ散らかってしまいました。
▪️私にとって戦争は「正義などなく、戦場ではただ肉の破片が飛び、遠く離れた地でも日常が奪われるもの。そして戦争は普通の人間が起すもの」です。幼少期、空襲や原爆、アウシュビッツでの悲惨な話や写真を本やその他で結構目にしましたが、被害者としての戦争に目を向けるだけでなく、直接、間接的を問わず加害者としての戦争にも目を向けることが少なくなかったのは、「天皇陛下万歳」から一気に「教科書墨塗り」に変わった世の中を経験した父の影響があるかもしれせん。
▪️ただ、そういう経験をした親御さんは他にもいたでしょうし、他の子と比べて私がとくべつ反戦教育を受けた訳ではありません。理解力も想像力も感受性も人並みです。それなのに、戦争に対しての危機感というか感度が人によってこんなにも違うのは一体どうしてなのだろうと思ってしまいます。そこが分かれば、もう少し「あちら側の人」やその予備軍の人たちと話ができるはずなのですが。
▪️「体験していないと学べない」のであれば、戦争も殺人もやってみなければその愚かさは分からないという事になります。実際のところ、だから戦争は無くならないという話で落ち着いてしまうのでしょうか。でも私は「人間は愚かな生き物」と嘯いて、誰かを殺したり殺されたりするのは真平ご免なんです。戦争は人権侵害の際たるもの。

Izumi S. Lovizoomer

自由記入35

国民投票法により、国民は、公務員や教職者から改憲案について噛み砕いて説明してもらうことができないということを初めて知り、そのことがすごくショックでした。

自民党の改憲案が正気とは思えない狂った内容であることは数年前から知っていました。日本会議という気持ち悪い極右集団とつながっているせいだと思っていました。今回の安倍元首相銃撃事件ではじめて、自民党が日本会議だけでなく統一教会とも癒着し影響を受けているのだとわかりましたが、なんというか、すごく驚いたということはなくて、嫌悪感が一層増したという感じでした。

一方で、安倍元総理銃撃事件について、マスコミが頑なに統一教会とのつながりを矮小化して、なかったことにしようとすることについては、まったくの想定外で、ものすごく、耐えがたく、ショックでした。

岸田首相には、安倍元総理のような憲法改正に対する強い執念はなさそうだし、 今回のことで統一教会と憲法改正案のつながりに気付いた人々がTwitterで声をあげているのも少しは聞こえているだろうから、強引に憲法改正に突き進むことはしない・・・と希望的観測を持ちたいと思っていたのですが、 今日、国民投票法について初めて知って、マスメディアが国家権力による洗脳装置になってしまっている実態とあわせて考えたとき、国民投票になったらもう負けると思いました。

私は中学生の子どもがいるのですが、子どもたちのことを思うと、負けるわけにはいかないと切実に思っています。自分にできることは、ちいさな声にすぎないかもしれませんが、新聞やテレビの問い合わせフォームに、報道の軌道修正をもとめるコメントを投稿しつづけています。

杉山 文

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