LIVEはもう終了って言っておきながら、なんか気になることが色々あって、不定期にやります。
今回のタイトルになってる年金とベーシック・インカムについては、ずーーーーっと前から考えてたことなのですが、年金に関する議論が枝葉末節をこねくり回してるだけで、この国の国民はどんな老後を望んでいるかという根本的なことを全然議論しないし、政治家もこの国家をどんな国家にしたいかという基本を議論せずに、ごちょごちょ細かいことばっかり話している。そんなことをこの5年くらいの間に何度かツイートしたことあると思います。
それで、最近またまとめてツイートしました。これ(↓)。
https://x.com/yoshilog/status/1967292925370581048
誤字脱字を修正して、note にも入れました。
- 若い人にとっては「現役引退後の生活の心配を一切せずに、失敗をおそれず生きたいように生きれる」のが理想ではないか。
- 「現役引退後、いわゆる老後の人生は、成功した人も失敗した人も、もう一度全てチャラになって、同じ老後のスタートラインに立てる」のが理想ではないか。
- チャラと言っても、成功者の蓄積を奪う必要はまったくない。失敗者と言っても、日本から何かを奪ったわけではない。その存在は、日本全体の存在に対する貢献となってるはずだ。国は彼らの生存を守ってあげるべきだ。しゃらくさい言い方をすると、それが生存権というものであるはずだ。
というのが、だいたいの考え方なのだけど、実際それはどうすれば可能かを数字を引っ張り出してきて計算してみたのが上のXの投稿です。これで、最終解決を提示したつもりはまったくなく、これを元に議論が進めばいいと思ってる程度です。既に、いろんなアイデアをリプで提案している人がいます。
こういうことは、国民の間で議論が広まり、やがて政治家が拾って、国家の政策へ反映させていくべきものだと思うので、頭の片隅にでもこういう考え方があるということを意識する人が増えることを望んでいます。
ベーシック・インカムというと、「ユニバーサル・ベーシック・インカム」を思い出す人も多いと思います。これはユニバーサルだから、もっと徹底的に全年代層に一定の給付を国が保障するというものなので、国も国民もかなりの覚悟がいります。日本にはまだまだ時期尚早でしょう。
僕が年金制の代替案として提案しているのは、「老齢ベーシック・インカム制」ですから、かなり限定的な話です。ごちゃごちゃ計算した後、これなら出来ると確信しました。
自分もなんかもらいたいからなどというさもしい動機でこんなこと考えてたわけではないです(私はアメリカの年金も日本の年金ももらってません)。「老人の生活苦」は一つの大きな問題ですが、それとセットで「現役世代の萎縮」も大きな問題だと思ってます。将来が不安では萎縮して当然で、人々の萎縮は国家の萎縮に直結します。「介護の負担」と「男女格差」という問題も老齢ベーシック・インカム制は、大幅に緩和します(LIVEで説明します)。
というのが、このトピックの背景ですが、もし興味がある人がいるなら、忘れる前に話しておこうと思って、LIVEをすることにしました。参加申込フォームはありません。直接下の入室情報で入ってください。非公開で、メンバーだけです。

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