ウクライナについて思うこと

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今、ウクライナについて、「戦争か和平か」という議論が大手メディアでもSNSでも燃え盛っている中で、ケイトリンさによる、とてもタイムリーな記事が出た。

この記事で、彼女は、熱狂的にウクライナ戦争を継続しようとする”リベラルで進歩的”な一派を完膚なきまで叩きのめす。

ケイトリンさんは、トランプの痛烈な批判者だ。彼女はいつも容赦ない、的を射た批判をトランプに浴びせかける。だから、トランプ擁護のために、戦争を続行しようとする反トランプ派を罵倒しているわけではない。

彼女は、このウクライナ戦争がそもそも欧米によって仕掛けられた理不尽なものであったこと、死ぬのはウクライナ人であり、火に油を注ぎ続ける外国人は自分には痛みがないゲームをやっていること、その帰結が核戦争を招く可能性があることなどに言及する。

日本語界隈では、「誰が戦争を始めた?」という表現で語られることが多いが、英語文脈では「Provoked」がキーワードとして使われている。この戦争が provoked war と表現されていたら、欧米諸国が仕掛けたということが認識されている。

それに対して、戦争遂行派は、ロシアは unprovoked war を始めたと熱狂的に反論する。ある日突然ロシアが攻めてきたというスタンスを取る。provoked から unprovoked かはもうとっくに決着がついた問題なのだが、それをいまだにリベラルとか、進歩派とか、左派と呼ばれる好戦派は認めようとしない。

それをトランプはprovoked war であると認めた(いくつかのインタビューやスピーチで語っている)そこから、ダムが決壊し始めた。

この記事でもケイトリンさんは引用しているが、Arnaud Bertrand の”有名な”投稿に、世界のトップレベルの学者のprovokeに対する警告がよくまとまっているので、それを参照することをお勧めする。

[原文情報]
タイトル:Some Thoughts On Ukraine
著者:Caitlin Johnstone
配信日:MAR 04, 2025
著作権:こちらをご覧ください。
原文の朗読:こちらで聴けます。

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