【Caitlin’s】西側帝国の敵だけが罹る架空の精神疾患

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1944年に公開された『ガス燈』という映画を見たことがあるだろうか?この映画でイングリッド・バーグマンは彼女の初オスカーとなる主演女優賞を受賞した。80年前の映画だが、今でもアマプラで字幕版吹き替え版も見ることが出来る。

主人公ポーラ(イングリッド・バーグマン)は、夫グレゴリー(シャルル・ボワイエ)に、ガス燈の光が暗くなる現象を気づかせられ、しかし、それが彼女の錯覚だと否定され、彼女の記憶や認識が徐々に歪められていきます。ポーラは、自分の正気を疑わせる巧妙な策略を仕掛けられ、次第に自分の精神状態を疑い、孤立していきます。

これが現代英語で近頃しょっちゅう使われる 「ガスライティング(gaslighting)」 という言葉の語源になりました。

「ガスライティング」とは、心理的操作の一形態で、相手に自分の認識や現実を疑わせ、自信を失わせることで支配や影響力を強める行為を指します。

今回のケイトリンさんの記事では、西側帝国が敵対する国々や個人を「狂人」として描き、自身の攻撃的な行動を正当化しつつ、批判する者を非合理的な陰謀論者として排除するプロパガンダ的手法を描いてます。

記事の中に、ハマス、ヒズボラ、フーシ派、プーチン、中国、シリア、リビア、イラク、北朝鮮に関する典型的なガスライティング的物語が出てきます。その中に一つでも、あなたが信じていることがあれば、自分の正気を疑う価値があるでしょう。


[原文情報]
タイトル:
The Fictional Mental Illness That Only Affects Enemies Of The Western Empire
著者:Caitlin Johnstone
配信日:JUN 27, 2025
著作権:
こちらをご覧ください。
原文の朗読:
こちらで 聴けます。

西側帝国の敵だけが罹る架空の精神疾患

西側の政治や評論の物語の中には、米帝国が嫌う人々だけに影響を与える、架空の精神疾患が存在します。

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