【Caitlin’s】ネタニヤフ、イスラエル兵が自らの残虐行為を語るのは反ユダヤ主義だと言う

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「援助を求めている市民たちは“敵対勢力”として扱われています ― 群衆制御の手段も、催涙ガスもなし。ただ、あらゆるものを使った実弾射撃 ― 重機関銃、グレネードランチャー、迫撃砲まで。」

この記事には、このようなイスラエル兵の証言が数多く出てくる。そして、ネタニヤフはそれを公言したイスラエル兵を反ユダヤ主義として非難する。ここに根源的な欺瞞がある。イスラエル兵が実行したことは、凡庸なアイヒマンのように命令に忠実に従うことだったのだ。それが反ユダヤ的なら、命令そのものが反対ユダヤ的だということではないか。

シオニズムの反ユダヤ性をこれほど明らかに示していることが他にあるだろうか?反ユダヤ的な国家イスラエルを解体しなければ、ユダヤを救われない。その時に初めてパレスチナは救われる。

[原文情報]
タイトル:Netanyahu Says It’s Antisemitic For Israeli Soldiers To Describe Their Own Atrocities
著者:Caitlin Johnstone
配信日:JUN 28, 2025
著作権:こちらをご覧ください。
原文の朗読:こちらで 聴けます。

時々私は、見出しだけ見ると奇妙に思えるような記事を書くことがあります。けれどもその場合、記事の中で事実や論拠を展開していき、読者が最後にはその主張の正当性を理解できるようにしています。 しかし、今回はそうではありません。

この見出しは、ただ「実際に起きたこと」をそのまま書いただけです。 イスラエルの首相ベンヤミン・ネタニヤフと国防相イスラエル・カッツは、イスラエル軍内で兵士たちが命じられて行った残虐行為について語るイスラエル兵の証言を掲載したイスラエルの新聞報道を公然と非難し、その報道を「血の中傷(blood libels)」だと呼んでいます。

イスラエルの新聞『ハアレツ』は、以下のタイトルの記事を掲載しました:

『ここはキリング・フィールド(殺戮の場)だ』:イスラエル兵、援助を待つ非武装のガザ住民に対し、意図的に発砲するよう命じられていた。

副題はこうです:

イスラエル軍の将校と兵士がハアレツに語ったところによれば、彼らはガザの食料配給所付近に集まる非武装の群衆に、脅威が存在しない場合でも発砲するよう命じられていた。すでに数百人のパレスチナ人が殺害されており、軍検察は戦争犯罪の可能性についての調査を求めている。

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