【Caitlin’s】戦争を支える私たち

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この記事は、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃の話で始まる。しかし、主題は特定の戦争のことではなく、戦争一般についてのことだ。原題は、”If Westerners Could Wrap Their Minds Around What War Really is” (『もし西洋人が、戦争というものの本当の姿と向き合えたなら』)だから、西洋人としてのケイトリンさんが、西洋人に語りかけるといういつもの形式なのだけど、ここで描写される西洋人は、現代日本人の姿でもある。

つまり、この記事はイラン戦争や西洋人という固有の対象に関する論評ではなく、戦争と現代世界の人々の精神性についての論考として成立している。日本人の読者は、日本人は戦争をどう見ているのかを考えざるを得ないだろう。

戦争という概念を分解していけば、「人殺し」という要素にたどり着く。「人殺し」のない戦争はない。そんなものがあれば、それは戦争と呼ばない。ケイトリンさんが指摘しようとしているのは、人々が考えるカッコいい「戦争」と惨たらしい「人殺し」との間の途方もなく大きな心的距離だ。その距離を拡張し、まるで「戦争」と「人殺し」が別物であるかのように見せかけ、それを疑わない人々が戦争に利用される。戦争を支えるのは、自分とは遠いところで、知らない誰かがやるのが戦争だと思っている膨大な数の人たちだ。

[原文情報]
タイトル:If Westerners Could Wrap Their Minds Around What War Really Is
著者:Caitlin Johnstone
配信日:MAR 03, 2026
著作権:こちらをご覧ください。
原文の朗読:こちらで 聴けます。

戦争を支える私たち

Drop Site News が新たな記事を掲載した。米・イスラエル同盟によるテヘランの人口密集地域への“ダブルタップ”爆撃がもたらした凄惨な光景について、信じがたいほど衝撃的な目撃証言が含まれている。

注:
Drop Site News:2024年に設立された米国の独立系調査報道メディア。元『The Intercept』の記者らが中心となり、戦争、外交、安全保障問題などを扱っている。
ダブルタップ爆撃:救助に来た人々を狙って時間差で二度行われる爆撃。

以下はその抜粋だ。

「午後8時~8時半ごろここに座っていたら、突然騒音と爆発が起きた。立ち上がり、数人が逃げ出した。持ち物を取りに戻ると、血があたり一面に飛び散っているのが見えた。誰かの腕が床に落ちていて、頭部が床に転がっていた」と、そのカフェに居合わせた目撃者のシャヒーン(本名は非公開)は語った。

「頭皮が剥がれ、腕が切断され、数人が身体を切り刻まれたまま床に横たわっていた。そして2人が殉教した。」

「最初の一発は、それほど酷くはなかったが、二発目が来た瞬間、すべてが爆発した。窓は全て粉々に砕け散り、水タバコを吸っていた人たちは床に叩きつけられた」とシャヒーンは言う。

「友人の一人が、あまり親しくはなかったけれど、ここに座っていた。彼は、最後の瞬間まで、水タバコを手にしていた。彼は真っ二つに切断され、体の半分が横の方に吹き飛ばされた。私は彼の身体のかけらを拾い集め、つなぎ合わせ、元いた場所に戻した。彼の脳みその一部が、ここ、床の上に飛び散っていた。」

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