【Caitlin’s】なぜ我々は、自分にとって害悪となるリーダーを選ぶか?

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いつかケイトリンさんが日本のことを正面から取り上げて書いてくれないだろうかといつも思っていた。しかし、彼女は世界中の不正義を取り上げ、その構造を暴き、それぞれの繋がりを明らかにしていくので、彼女が日本について書く日が来たら、それは日本の壊滅的な危機であるだろう。だから、ケイトリンさんが日本について書く日は来ない方が良いのかもしれない。

ところが、この記事はまるで日本のことを研究して書いたのかと思うほど、日本の現状とことごとく一致している。日本語SNSでは、「肉屋を支持する豚」という表現をよく見るが、それと同様の現象が現代世界を覆っているとケイトリンさんはこの記事の中で指摘する。

どうして、これほど多くの人が、自分たちにとって害悪であることをし続けるリーダー達を支持し続けるのか、というのがこの記事の核にある問いとなっている。

彼女はこの問いに答えるために我々一般人の心理的構造を解き明かしていく。「彼らは政府を、私たち全員にとって何が最善かを知っている賢明で慈悲深い父親のように見なし、「パパ」に反対する者は行儀の悪い子どもだと考える」のような描写は、まるで日本の現実について書いたのかと思わせる。自己責任論のメカニズムさえ、自己責任という言葉を使わず描写されている。

この記事は、日本人にとっても辛辣な警句で満ちていると読めるだろう。「内面的な不快感を避けるためなら何でもする」とか、「嫌な感情を感じずに済みたいという無意識の欲求」等々の心理に関する記述は、今の日本では、それ自体が不快なものとして、多くの人に拒否されるだろう。

しかし、その一方で「なんでこんな分かりきった、まずい選択をこれほど多くの国民がし続けるのか」というのは、もうSNSで定番の問いとなって現れ続ける。それを考え続ける人にとっては、この記事がケイトリンさんからの一つの回答になるだろう。

[原文情報]
タイトル:
Our Leaders Couldn’t Fix Our Problems If They Wanted To (And They Don’t Want To)
著者:Caitlin Johnstone
配信日:FEB 11, 2026
著作権:こちらをご覧ください。
原文の朗読:
こちらで 聴けます。

なぜ我々は、自分にとって害悪となるリーダーを選ぶか?


私たちの指導者たちは、この世界の最悪の問題を解決することはない。たとえ彼らが望んだとしても、解決できない。そして、彼らはそもそも望んでいない。

私たちの指導者たちは、賢明でもなく、洞察力に富んでもいない。特別に知的であるわけですらない。私たちの社会は、金をさらに増やす方法しか知らない守銭奴たち、支配と統制しか知らない、選挙で選ばれていない帝国運営者たち、そして自分が当選するために正しい言葉を並べ、上手い取引をすることしか知らない選挙で選ばれた政治家たちによって導かれている。
こうした人々に、私たちの文明の機能不全を治癒する能力はない。彼らは、それに必要な技能も資質も持ち合わせていないのだ。

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