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この記事は実に不快だ。
イスラエルによるグレタ・トゥーンベリさんの扱いについては、以前一度記事にしている。

今回の記事では、スウェーデンの『アフトンブラデット』紙から、さらに詳しいことが報道されたので、そこからグレタ・トゥーンベリさん自身の言葉が引用されている。
トゥーンベリさんを裸にして、次から次に彼女とのツーショットを撮りに来るイスラエル人の件はあまりに胸糞悪いのだが、解放された直後から彼女は自分の境遇ではなく、現在進行中の強制的餓死に焦点を向けようとしていた。おそらく、このsensitivity が彼女が他の活動家と一線を画す理由なのだろう。
この船団に参加してイスラエルに捕獲され、解放された後、お祭り騒ぎのように祝う人たちの様子がビデオで流れてくるが、これは本末転倒としか思えない。餓死する人たちにとって状況は何も変わってない。祝うべきことだろうか。
しかし、これは何度も何度も繰り返されてきた。アフガニスタンでも、イラクでも、シリアでも、ソマリアでも・・・。援助者のあの不快な自己陶酔。その深奥の底を思い出せば今も吐き気がする。
この記事が不快なのは、裸のトゥーンベリさんとのツーショットに興じるイスラエル人だけじゃない。スウェーデン大使館の臆病で非人間的な対応、イスラエル国家安全保障相イタマル・ベン=グヴィールの狂人的戯言だけでもない。結局、最後には我々はこんなあからさまな悪さえ止められずにいるという事実を確認するしかないからだ。
イスラエルはグレタ・トゥーンベリを拷問し、性的に屈辱を与えた
[原文情報]
タイトル:Israel Tortured And Sexually Humiliated Greta Thunberg
著者:Caitlin Johnstone
配信日:OCT 16, 2025
著作権:こちらをご覧ください。
原文の朗読:こちらで 聴けます。
スウェーデン紙『アフトンブラデット(Aftonbladet)』とのインタビューで、グレタ・トゥーンベリは、ガザのパレスチナ人に援助物資を運ぶ船から拉致された後、イスラエル当局によって彼女と他の「グローバル・スムード艦隊」の活動家が凄惨な虐待(monstrous abuses)を受けたという、これまでの目撃証言を裏付けた。
以下にその抜粋を示す(トゥーンベリの発言はグレーシェイドの中に入れ、『アフトンブラデット』からの引用は太字で示す)。
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