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今回もケイトリンさんへの質問への回答集です。表題の『ガザの飢饉は、ハマスのせいか?』というのは、一つ目の質問です。いまさら、そんな質問をする人がいるのは、ここの読者には驚きでしょうが、欧米では、そう信じ込んでいる人がいます。それくらいシオニストのプロパガンダが激しく、広く、深いのです。
しかし、この「ガザの飢饉はハマスのせい」というプロパガンダは世界中で既に徹底的に反証されていることです。ケイトリンさんは必ず情報のソースにリンクするので、どのように反駁されているかを知りたい方は、それを辿っていけば分かります。以下の訳文にも原文のリンクをつけています。
ケイトリンさんの美術教育に関しての質問がありますが、これは日本語版では一度しか取り上げたことがないので不思議に思う人がいるでしょう。彼女は時々文章ではなく、自分の描いた絵画の写真をあげることがあります。相当にレベルの高い絵画です。それで美術教育に関して知りたい人がいたのでしょう。Caitlin’s Newsletter のホームページに行くと、全部見ることが出来ます。制作過程の動画があったので、下に貼っておきます。
[原文情報]
タイトル:“Is Hamas Causing The Famine?”, And Other Reader Questions
著者:Caitlin Johnstone
配信日:AUG 25, 2025
著作権:こちらをご覧ください。
原文の朗読:こちらで 聴けます。
目次
- ガザの飢饉は、ハマスのせいか?
- ケイトリンはマルクス主義者か?
- ケイトリンは美術教育を受けたのか?
- 大量に書く時間・AI・生計
- 執筆のプロセス
1. ガザの飢饉は、ハマスのせいか?
シルヴィアがフェイスブックで尋ねています。「ヨーロッパの多くの人々は、ガザの飢饉はハマスが人道物資を盗んでいるせいだと確信しています。真実はどこにあるのですか?」
真実は、それはプロパガンダ的な物語であり、想像できる限り最も親イスラエル的で体制寄りの情報源によってさえ否定されている、ということです。ニューヨーク・タイムズは先月、イスラエル軍の高官がこれが虚偽であると述べたと報じました:
ここほぼ2年間、イスラエルは国連や他の国際機関によって提供された援助をハマスが盗んでいると非難してきた。政府はその主張を、食料がガザに入るのを制限する主要な根拠として使ってきた。
しかし、イスラエル軍は、戦争の大部分においてガザへの最大の緊急援助提供者である国連から、パレスチナ武装組織が体系的に援助を盗んだという証拠を決して見つけられなかった、と、イスラエル軍高官2名と、この問題に関わった他のイスラエル人2名は述べている。
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