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ケイトリンさんが中国について記事にするのは珍しいので、この記事は貴重だと思う。アメリカ追従を続けてきた日本にとって、しかも”台湾有事”という甘く柔らかい装いを着せられた極東における戦争が起きれば間違いなく最大の被害国になる日本にとって、アメリカ発のメディアの言説を鵜呑みにする問題を日本人はもっと意識するべきだと思う。
彼女はこの記事で、欧米メディアの嘘が今始まったわけでもなく、中国がアメリカの世界戦略で標的になったのも今始まったわけでもにことを明確に記述している。
「米国による地球支配」という構想が「PNAC計画(新アメリカ世紀プロジェクト(Project for the New American Century)」や、ウォルフォウィッツ・ドクトリン(the Wolfowitz Doctrine)により全面に押し出され、それが中国を敵視する思想的背景であり、今やアメリカ政界全体を支配するものとなっていることを、ケイトリンさんはこの記事で簡潔に説明している。
単なる戦争好きの思いつきで中国に戦争をふっかけるという程度の理解で議論されている日本の政治言論には恐ろしく寒いものを感じる。
[原文情報]
タイトル:Expect Them To Lie About China Just Like They Lied About Gaza
著者:Caitlin Johnstone
配信日:APR 12, 2025
著作権:こちらをご覧ください。
原文の朗読:こちらで 聴けます。
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