10月のライブ「LIVE 71 ヨーロッパの死」は、11月3日に延期になりました。
このトピックは、下にあげたような一連のポストに関連するものです(ここで全文が見えない場合は、ポストをクリックすると元のX上のポストに飛びます)。
2024年7月26日
2024年8月17日
2024年9月2日
2024年9月19日
これまでに、パレスチナに関連するトピックは3回取り上げました(下記参照)。今回の「ヨーロッパの死」というタイトルで取り上げるのは、パレスチナが直面している破滅的な境遇そのものではなく、それに対する人類の対応に関わるものです。単純化して言えば、人類が人類の期待を裏切るという事態に我々は直面している。その期待の多くが、良いか悪いかは別として、啓蒙期以降にヨーロッパがまとめ上げてきた思想を根拠にしていた。それが壮大な空振り、あるいは裏切りに終わりつつあることに対する落胆が「ヨーロッパの死」という言葉で表現されている。
この状況は、一方では国際社会の覇権構造の大幅な編成替えとして語られ、他方では哲学的な破滅としても語られる。前者はBRICS、あるいはグローバル・サウスの政治的・経済的・軍事的な台頭、それに対応する米国の政治的・経済的・軍事的地位の低下という形で現れ、後者は20世紀の知の巨匠の一人であるユルゲン・ハーバーマスの自己破壊的な声明や米国の道義的高みからの転落という形で現れている。
このライブでは、これまで扱って来なかった上記後者の思想的破綻に焦点を置いて、世界の哲学界を震撼させた2023年11月13日のハーバーマスの声明とそれに対する他の哲学者たちのリアクションのcritical review を行います。
LIVE 56 戦争と人道:基礎3ーパレスチナ(2023年12月16日)
LIVE 60 あの日、国際司法裁判所で何が話されたのか?
第一部(2024年2月14日)
LIVE 61 あの日、国際司法裁判所で何が話されたのか?
第二部(2024年3月20日)
実施日:2024年11月3日
実施時間:午後1時ー3時
実施方法:Zoom
参加料:一般:参加者が決める任意の額。0円から。
コミュニティ・メンバー:無料
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