アメリカでは今、一人の大統領が2回弾劾裁判にかけられるという前代未聞の事態にメディアは毎日わいていますが、日本のメディアではあんまり取り上げられていないように見えます。なぜなんでしょう?
国家の頂点を裁くというのは、ものすごく異様なことです。いったい何を話しているのか、それを参加者の皆さんといっしょに見てみたいと思ってます。日本だって、いつか参考になる時が来るかもしれない。
このライブでは、自前のスライドはあまり使わず、Youtubeに上げられている実際の弾劾裁判を映す動画の中からいくつかハイライトをいっしょに見て、何を言ってるか見ていこうと思っています。
この録画は現在無料で見ることが出来ます。
レビュー
ありがとうございました。在米さん達がミッチーに怒ってた理由が分かりました。汚い駆け引きですが日本と違い状況が見渡せる感じがします。時系列で起こった事が記録出来き分析できる気が。日本の行動は見えても理解に苦しむ事が多いです。そして、それを誰も見ようとも理解しようとも思っていない気がする。自分とその他と溝が深くなっていく様で息苦しいです。
1/6の経過を改めて細かく見てみて興味深かった。自分自身引っかかっていた部分についても、なぜなのかに思い当たることができた。
慎重に慎重を重ねてあのホワイトハウス襲撃が入念に準備されてたら、を考えずにいられない。今の分断化されたアメリカだったらどうなるのだろうか。 とまれ、21世紀にもなってこんな民主主義を軽視する動きが起こることにあらためて驚いたし、人間社会は常に未来へ向かって成熟するものだとは限らないのだなという思いを強くしました。 ありがとうございました。
yoshiさん、今日もLiveありがとうございました。全く状況がわかっていなかったので、とても勉強になりました。 民衆から武器を取り上げることの意味を知りました。暴力は恐怖になり、恐怖によって自分の意見が言えなくなったり曲げることになったりします。そういう世の中がいかに怖いか改めて考えました。 憲法という正義とは真逆の考えを持つ人というのは、人間が積み重ねてきた叡智を理解できない学べない人たちで、今後世の中が進めば進むほど、理解していく人たちと理解できない人たちと差が大きくなって、それに伴った分断が激しくなるように思います。そうならないために、全ての人に適切な教育をすることは、思うようにいかない→理論的でない→暴力に訴えるという思考を持つ人を減らして、民主主義を進めていく鍵だと思いました。 yoshiさん、お疲れ様でした。いつもありがとうございます。
裁判の結果が無罪になることが既定路線であったとはいえ、不正や疑惑などをきちんと議会で追及するのは良いことだと思いました。
見応えのあるビデオクリップのチョイスをありがとうございました。よしさんに解説していただいて、これまで流し見ていた様々な発言のコンテクストを理解することができました。theatricalだと思えるのは、役者が揃っているからですね。
今日の私のtakeawayとしては、やはり米国は公務であれ、会社組織であれ、役割に明確な定義が存在するということです。役割を責任をもって果たすという契約が、期待値としてしっかりある。だから議論が成立する。
残念ながら、日本ではリーダーを「なんとなく偉い人」というふわっとした意識で受け入れているんだろなあ。だから批判や議論のフォーカスが定まらないし、リーダーのパフォーマンスへのフィードバックが入りにくい。
とても刺激的で時間があっという間に過ぎました。次も楽しみにしています!
後半は別イベントと重なっていたためあまり聞けていませんが、前半は順を追って解説いただいたのでよくわかりました。メディアやSNSからの情報は表層的なので、こういった腰を落ち着けて解説を聞けるイベントは貴重です。
丁寧な解説をありがとうございました。
Youtubeを自分で観ても、英語が聞き取れなかったと思いますし、聞き取れても背景がわからないと理解できないとこもあったので、解説いただいてこの問題への理解が深まりました。
9.11で必死に守ったものを、自国の大統領が破壊を促したこと、ペンス氏をターゲットにしたことで他の共和党候補をも委縮させたこと、恐ろしいと思いました。
日本もヤバい人は多いと思いますが、アメリカのトランプ派の人たちは(武装したうえで)暴力で自分たちの意思を通そうとすることや、トランプの口車に簡単に乗せられてしまうことなど、相当ヤバいと思いました。
今日の日本のワイドショー的な番組で爆笑問題の太田光が、森発言について 「トランプみたいな女性蔑視発言を繰り返していた人を4年間も大統領にしていた国の人に言われたくない」というような発言をしていて、まああの人は何でも「日本はそんなに悪くない」に結論づける人だから全てがそういう思考なんでしょうけど、 トランプ支持層がそれだけ厚いということと、そういう人たちは理屈が通じないことは事実でなので、悔しいですが引っ掛かりを残しました。
北欧など人口規模が小さい国は、国民全員で成長や豊かさを目指して成功しているのに、人口が多いと歪んだ成長になってしまうのかな、とも思いました。
少し前に「100分で名著」という番組でマルクスの資本論を取り上げてましたが、共有財産=Commonについて解説されていて、市場原理に任せるだけでは限界でバルセロナ・コモンズについても紹介されていました。
トランプ派の人たちも生活が守られれば落ち着くのかな、と思ったり。
日本のネトウヨや無関心層は、また別の問題があるからそうもいかないのでしょうけれど。。
とりとめなく書いてしまいましたが、貧困から暴力へという流れが怖いというのが、今日のセッションを通して感じたことです。
貴重な勉強の場を有難うございました。
トランプ元大統領の弾劾裁判については、原因と結果についての概要程度しか知識がありませんでしたが、今回のお話でその裏側にある様々な思惑について知ることができ、理解を深めることができました。
物事の善悪に基づく判断と政治的な判断が一致しないことはどの国でも起こることかと想像しますが、共和党の長老と呼ばれていた議員が、弾劾裁判の時期にトランプ氏が大統領で無くなっている状況に持っていくことで、自分が否決に回るための事実を成立させたというお話を伺い、かなり苦しい主張であったとしても、一応は論理的に筋が通る形に持っていこうとする気概は感じました。
私から見た日本の政治家は仲間内の情緒で様々な物事を決めているように見えており、論理はあまり重視されていないように感じます。
米国の議会にも問題点はあるかと思うのですが、少なくとも論理に根ざして主張や発言を行おうとする気概については日本の政治家には無い風通しの良さを感じました。
弾劾裁判の大体の流れは追えているつもりでしたが、最後マコーネルの動きの背景を知り、反吐が出る思いでした。彼の妻の運輸大臣だったエレーン・チャオも、一月初旬に前政権の泥舟から飛び降りたりしたのは何だったのか?共和党の闇も深いと感じました。
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