『後衛の位置から』を読む

丸山眞男の『後衛の位置から』についての話。本書は、英訳版『現代政治の思想と行動』著者序文、「憲法第九条をめぐる若干の考察」、「近代日本の知識人」の3篇と、英訳版への海外の書評5篇を収載。

目次
◾️現代日本政治の思想と行動』英語版(一九六三年)への著者序文
◾️憲法第九条をめぐる若干の考察
 まえがき
 一 改憲問題と防衛問題との歴史的連関
 二 日本国憲法における平和主義の意味づけ
  A 憲法調査会報告書における「平和主義」の問題性
  B 前文と第九条との思想的連関
  C 国民的個性ないし民俗的伝統の問題
 三 現代国際政治の発展傾向と第九条
◾️近代日本の知識人
◯澤弘陽・解説
――丸山真男『現代政治の思想と行動』の英訳をめぐって――
◯八紘一字 エドマンド・ブランデン
◯日本の不謬ならざる法皇 エドワード・サイデンステッカー
◯丸山と日本の思想 ロナルド・ドーア
◯日本の政治学 バーナード・クリック
◯ラディカル・エッセイスト 『タイムズ・リテラリ・サプルメント』
◯訳のあとに 松澤弘陽
◯著者あとがき

書籍紹介

『後衛の位置から: 『現代政治の思想と行動』追補』丸山眞男。

残念ながら現在は絶版になっているが、Amazonで中古本の出品が見つかることがある。

パスワード:7Y92eHqn

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