A Song for My Mother
難民やその周辺に関して、かつて小賢しいことをたくさん書きました。これからも書くかもしれません。
学問的研究や統計、あるいはメディアの題材としてではなく、彼や彼女らを同じ人間として見ているだろうか、というのは常に自分に対して、あるいは世界全体に対しての疑問でした。
もう10年近く前に見たものですが、この動画にはそれを問いかけるような力があると思いました。
これは、ギタリストのLai さんの動画におおざっぱな日本語訳をつけたものです。日本語訳をつけて、アップロードしてもよいかとLai さんにきいたところ、快く承諾してくれました。Lai さんに感謝いたします。
歌をうたっているのは、当時まだ幼いRachael さんです。
では、動画を見てください。
一番最初見た時、マヌケなことに、動画の最後の場面になるまで、
このギターを弾いている人がこの少年だ!
とは気がつきませんでした。
それに気づいた時、涙腺が一斉に崩壊しました(それまでに、すでに鼻水をたらしながら見てましたけど)。
これを聞くまでは、むせび泣くギターと言えば、エリック・クラプトンのWhile My Guitar Gently Weeps で最後の審判が降りたと思っていましたが、Lai さんのギターは、あっさりとそれをくつがえしてしまいました。
Lai さんの動画はどれを見ても、彼のギター演奏技術の凄まじさに圧倒されます。が、技術以上に、この動画の演奏には、何度聴いても、彼の心の底から湧き出るようなものを感じます。
こんなに編集の困難な動画はなかったです。一コマ移動するたびに胸が痛くなり、視界がぐちゃぐちゃになり、鼻水が手元に落ち、ラップトップ水浸しにして、やっと編集し終えました。
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