「日本の近現代史」シリーズ(6)のトピックは、「55年体制」です。これも「逆コース」のようにおそらく日本全体がイトイ化するまでは、頻繁に日常会話にさえ出てきた用語です。大雑把にいうと、社会党と自民党という二大政党制が成立しそうになったことを現してます。もう今はなくなりましたが、そういう時代がありました。
今回の衆院選で野党共闘が話題になっていましたが、結局与党に対抗できる一大勢力は形成されませんでした。泡沫政党がいくらあっても、与党に対抗できず、一党独裁に近づき、とても危険な状況が続くことになります。そういう状況を打開しようという焦りは70年前からあったのです。そして失敗して今に至り、また失敗しようとしてる。「55年体制」を知識としてでも、とりあえず、どういう話だったのかを知るのは、現在を考え直すためにも有益な示唆を与えてくれるかもしれません。
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レビュー
自分の身近にある事以外をいかに見てこなかったのか、とあらためて感じました。政治の話をする時に出てくるのは自分自身が選挙権を持ってからの事が多く、それ以前の流れについてはほんの少し聞く程度だったので、見え方が随分偏っていたことに気付かされたと思います。知らなかった事が多かったので、今日の事を手掛かりに、調べたりしてみたいと思いました。ありがとうございました。
55年体制をあらためて振り返ってみると、前後の日本の政治にエポックなど一度もなかったことがよく分かる。
言い換えれば、日本の政治を変えるんだ、変えなきゃいけない、と強く思う人たちが果たさなければならないこととは、エポックメイクということになる。これは大事(おおごと)だ。その無力感から投票に行かない人もいるのだと思う。
矛盾しているようだが、政治なんて投票ひとつで簡単に変わるんだ、ということをどうにかして示せればいいのだが。
このイベントに含まれていた話を今も話題にすると書きましたが おばあちゃんの変わった趣味と思われているだけみたいな感じです^^; 孫は結構聞いてくれるけど 娘は「それはいろいろな考え方の一つだから… 人の多様性は尊重しなければいけないから お話を聞くのは良いけれどあなたはあなたの考えを大切にしなさい」と孫を諭しています。
嚙み合う形で話が出来たのは 学生時代が中心で 生協など共同購入の活動でもできていました。離婚して働くようになって組合でもできていました。今は地域の政党支部にボランティアで配るチラシを貰いに行く時ぐらいですが ボランティアやって貰ってるっていう負い目があるのか 反駁してこないので何を話しても手応えがないので面白くありません。
自民党の改憲案のことはメディアで時々目にしていましたが、党としてのそもそもの理念、そして着実にこの10年で改憲に向けて足場を固めていることが理解出来ました。最後に改憲のあとに自民党が目指しているところは何であるのか、という点についての問いかけはありがたい質問でした。アメリカが安保破棄を望むところではないのは明白なので、日本が真の独立国というのは一部の人間が思い描く絵に描いた餅のような気がします。今の日本には、アメリカの盾なしに国をつかさどっていく戦略も知性も経済力もない。今回の衆院選でも私の周りで選挙にいったのは私だけのようでした(在外)。せめて1人でも多くの人間に選挙に行くように働きかけるのが、今の自分にできることです。
真綿で首を絞められている様な絶望感が増してしまいましたが、自民党は少なくともこういった歴史の変遷を国民に考えさせた上で正々堂々と国民に信を問うべきだと思いました。
もちろん国民の反発を食らう内容ということを理解しているのでそんなことする訳ないでしょうが…(民主党側の人間なんでしょうね、私は。ますます汚い政党と思ってしまいました・苦笑)
明治期、戦前、戦争直後の国の再建に関わった日本人は、良くも悪くも本当に学んでいたのだと思います。今の日本人は勉強をしなさすぎだとつくづく思いました。
息苦しい学校制度など止めて、いっそ寺子屋に戻す方がいいのかな
55年体制という概念は、1955年前後のみの政治状況を表すものだと思っていましたけれども、今日の受講で、それが現在に繋がっている意味が判りました。
自民党は長期にわたって、実に賢く粘り強く、自分たちの権力を守るためにやってきたと思います。野党各党はそこをよく踏まえて、次回は強固な、勝てる野党連合を作って欲しいです。
知識として知っているがきちんと理解していなかったことを、よしさんが一つの流れとして解説してくださることで今起こっていることの輪郭がはっきりする、という頭の中の霧が晴れていく2時間でした。
こうして考えることで、なぜ改憲が問題なのか、現在の選挙制度のどこに問題があるのか、それを踏まえて有効な対策を打てない野党に問題点、など、単なる感覚や好みを超えた議論がようやくできるようになるのだと改めて思いました。吉田茂の一旦棚上げ策の影響があったのは70年安保ごろまでだと思っていましたが、現在もその残滓の影響を受けているとは、新鮮な発見でした。今日もありがとうございました。
55年までの政党変遷史はかつて読んだことがあるかもとはいえ、今回初めて理解できた感じでした。政党ごとの集票表も見てましたが、やはりグラフ化による可視化はわかりやすいですね。そして最低必要投票率65%(遠い目)。。国民投票の有効投票率方式の法制化の話もすでになっていたことを、改めて思い出されました。
お話を伺って、今の選挙制度のおかしいことが分かりました。ありがとうございました。
Yoshiさん、今日もありがとうございました。自民党のことをたくさん学べました。
私の母方の祖父は、昔、自民党の県議でした。なので、おじいちゃんの机の中には、ワッペンみたいな胸に付ける花がたくさん入っていたのを覚えています。おじいちゃんはどんな気持ちで自民党の議員になったのか、どんな志があったのか、聞いてみたかったです。父は、一時期、共産党に入っていたのですが、父は、考え方は違っても、おじいちゃんといろいろ議論ができて楽しかったと言っていたのを思い出します。
もとは、自民党にも理念があった、という言葉を思い返しています。でも、たとえ理念に沿った政治をしていたとしても、やはり改憲は怖いです。今は、理念もなく利権のみの自民党ですが、もし、本当に改憲が行われたら、その時は、子どもたちだけでも、脱出は必要だと、言い聞かせています。
Yoshiさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
野党はロゴス、与党はパトスが強いという視点をこれまで持ったことがなかったのでなるほどと思いました。自民党が改憲を目的として生まれた党だということはしらなかったので、ハトマンダー・吉田ドクトリン・安保もそうですが、歴史を知っておくべきと感じました。
選挙期間が短いこともですが、選挙区制をもっと民意を反映したものに変えられないものか、変えられないなら、野党はもっと緻密に戦略を練って戦ったほしいと思いました。
敗戦国日本に冷めきれない人知のカスの、
残ったものが魂しい如きに浮かれれば戦い
武器になる。地獄か自国が者なりと残る
のでしゅう。
前回までは携帯キャリアの回線から接続していましたが、今回は検証用に引いたIPv6の回線からWi-Fiで接続してみました😊 音はクリアでしたが、後半ちょっとノイズが入ったのは回線のせいなのか…🤔 仕事中で切り分けが出来なかったのがちょっと残念です
内容については延長に次ぐ延長で…勿論、満足しています👍
アメリカと日本の
又はアジアとのヘゲモニーな関係
戦後はまだ終わっていなかった。
選挙率を私達はどのようにして上げられるか。15%の壁。小選挙区の罠と共闘。
55年から用意周到に策を練ってきた自由党であるが時代に取り残された。結果国民も取り残された。幻想の世界に生きている。
自民党が見せない隠し通している歴史を表に出す事が解決の糸口なのかと。
国家は民主主義なんて望んでいない。それをしっかり理解して生きて行かないと何処ででも搾取されるんだろうな。
今回も学びの機会をありがとうございました。
55年体制という言葉が既に廃れつつあるらしいことは若干衝撃でしたが、考えてみると55年体制の崩壊とほぼ時を同じくして日本は失われた30年を突っ走っているわけなので腑に落ちる。
戦後政治からの脱却自体には意味があったとしても、今の選挙制度によって代議制がいびつな形で表現されてしまう結果、国民の声を反映しない国会になってしまう危惧は個人的にずっと抱き続けてきたことで、やっぱり選挙制度は元に戻すか変えた方がいい、ということを改めて確認する機会になりました。
小選挙区は本来、英米型の二大政党制を志向したものだったものの、日本では機能しない。これが分かっていたら先日の衆院選での野党共闘はもっとスムーズにできたと思いますけど、いやはや、ケツの穴が狭いというかなんというか。
現与党が2/3を取ってしまったら改憲が容易になってしまう。恐ろしいシナリオですけど、この数十年間誰かがこんなシナリオを書いてきたのかも知れないと思うと気が遠くなります。日本の有権者はもっと、自分で選択する、ということを大事にしてほしいと強く思いました。
今回もありがとうございました。
恥ずかしながら、55年体制という言葉も知らずに参加させていただきました。
歴史を学んでゆくと昔の方が、ムーブメントの波が良い意味でも悪い意味でも大きかったのだと感じました。大きいという事は問題意識を持ち変えたいという事なので。
なぜ?現代の人々はあまりにも酷い毎日で愚策ばかりなのに行動を起こそうとする人々が少なく、かつ煙たがられるのか?私は立憲は、正直あまり良い印象がありません。(セクハラ問題が多くなぜか信用できません)あくまで個人の考えです。立憲のOさんのお話も出ましたが、政治家は選挙活動中と当選後は考え方を変えて(公約は守る)行動しないと正直や真面目だけでは、意地悪な反対勢力に悪いように巻かれてしまうと思うからです。利用されます。ドロドロの政治の世界では、悲しいことですが、したたかさや、悪知恵も必要だと感じています。
ありがとうございました。
【感想、諸々】
▪️枝葉末節に拘るあまり肝心な幹を枯れさせて来たこれ迄の野党のあり方は、非常に日本人的。政治家含め私たち日本人がそこを変えないと日本の未来はとても暗い。
▪️日本社会党結成時、右派/中間派/左派が共生していたのは意外。もう少し融通がきかない政党かと思っていた。
▪️アメリカにとって大事なのは対中国/ロシアの防波堤としての日本で、彼方の立場になってみれば分かる事。頼れる兄貴と思っていたら痛い目を見る。
▪️吉田茂が今の時代に生きていたら安保を継続するのか興味がある。
▪️国防を考えた時、日本は残念ながら喧嘩も社交も上手くない。特に喧嘩。体力、瞬発力、咄嗟の判断力、どれも並以下な日本にとって憲法9条は一周遅れで高いばかりの武器より余程コスパの良い武器になるのではないか。得意不得意はそんなに変わらない。一方で信頼や尊敬をというのはそう簡単に買い戻せるものではない。
▪️国防に関してもう一つ: 腹が減っては戰はできぬ。日本はもうそんな感じ。
▪️今回も図や年表に助けられた。
▪️地球儀が欲しくなった。どこの国が何処に基地を置きたいのか、日本がもっとコミュニケートすべき地域はどの辺りか、そういう事を示唆してくれるし、何より「世界の中の日本」を基本にした考え方をするようになると思う。
私のYoshilog Liveの感想は、いつも最後に今の社会情勢や自分の生活に関する事になりますが、歴史学習の着地点とはそこなんだなと思います。全ては今に繋がっている。
今回もありがとうございました。点と点がまた少し繋がり、ちょっとづつ霞が晴れていく感じです。
小選挙区制にしたのがよかったのか、今でも疑問が残ります。
とても勉強になりました。
なぜこれまで私は色々なことを知らずに来てしまったんだろうと、今回だけではなく、毎回の後、考え、後悔して来ましたが、今回はより後悔して、なぜこうなってしまったのか自己分析しようと、そして私の子供たちへどうしたら良いのかを考え続けています。
自民党の影響の与え方はとても巧みで、私の周りも操られています。
私の父は生涯一度もと投票に行っていないことを一種の自慢のように、行ってもいかなくても何も変わらないと言います。母は投票に行きますが、政治の話はしません。前回の選挙も投票に行かないことは良くないので、もし誰に投票したら良いかわからないような人は、行くことが大切だから無記入で投票するだけでも良いのだと新聞記事を引用していましたが、母は維新に票を入れていました。見事です。
このことがあれから悔しくて悔しくて、どうしようもありませんでした。
このような両親のもとで育って、勉強してこなかった私の子供たちは、やはり政治、経済に興味がありません。というより知りません。
私がもっと勉強して、私からもっともっと子供たちと話さなければ、そのために、早く、もっと勉強しなくては、時間がない!強く感じています。
本当に恥ずかしい。YoshilogLive memberになって約2ヶ月、私は何も知らない。何も勉強して来なかった。これも悔しい。
しかし、今このような機会を得られたことにとても感謝してます。勉強します!頑張ります!
「55年体制」という言葉を初めて聞きました。内容も聞いた事があるのは僅かでほとんど知りませんでした。話を聞いていて思ったのは志のある人は最初はいたのでしょうが、現在の自民党にそれはみられません。そんな自民党が与党となり推し進めようとしている改憲は一体誰の為なのか?私達国民の為ではないよなぁと聞きながら強く感じました。
ただ、安保が絡んできたりすると知識が無さすぎて分からない事が多いとも思いましたので、先ずは身近な所から調べていって、改憲したら私達にどう関わってきてどんな状態になるのかを知っておいた方が良いなと思いました。勉強をするにもどれから手をつけるのか分からなかったので参加して良かったです。ありがとうございました。
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