憲法リテラシー[応用編] ー 国家はどのように動くのか

参加申し込み受付開始(2026年5月1日)

 本来、憲法リテラシー(SEASON 5)を2026年2月に実施する予定でしたが、2月8日に第51回衆議院選挙が行われることになり、延期することにしました。
 日本の選挙における不正疑惑はこれまでにもしばしば指摘されてきましたが、この衆院選は、不正疑惑と杜撰な運営/管理の多さと、SNSとAIを利用した偽情報の乱戦という史上稀に見る異様な選挙になりました。それらの不正疑惑を根拠づける多数のデータはネット上で共有されていますが、まだ何一つ決定的に解明されていません。
 結果は、自民党(316議席獲得、118議席増)が単独で衆議院の3分の2を超える議席を占めることになり、さらに、自民党と連立政権を組む日本維新の会(36議席獲得、2議席増)と合わせると、議席占有率は与党全体で4分の3以上にまで達した。つまり、衆議院で自民党だけで法案を通すことが可能になり、たとえ参議院で否決されて衆議院に戻されても、また自民党だけで再可決が可能となる状況が現れた。さらに重要なことは、衆議院では自民党だけで憲法改正の発議が可能となった。この状況を形式的に独裁制が可能になったという批判もあるが、独裁制は形式だけの問題ではない。
 では、何なのか?それを理解するために、これまで憲法の根底にある理念を探究することを目的にしていた憲法リテラシー(SEASON 5)をいったんキャンセルし、今、日本が直面している「現実」に焦点を合わせ、憲法リテラシー[応用編] を実施することにしました。

概要

これまで「憲法リテラシー」では、

・憲法とは何か
・その起源はどこにあるのか
・近代憲法の設計の理念とは何か
・憲法の危機はどうやって起きるか
・大日本帝国憲法と日本国憲法を読み直す

といった、憲法の根底にあるものを探究してきました。

今回のシリーズは、その応用編です。

ニュースが“理解できない”と感じたことはないでしょうか。

問題は、情報が足りないことではありません。
多くの場合、それは見るための枠組みがないことにあります。

現在の日本では、制度・言説・安全保障・情報環境が、かつてない速度で変化しています。しかし、それらは個別のニュースとして見る限り、バラバラで、全体像が見えません。(→危機モニターを参照)

この6回のウェビナーシリーズでは、それらを「点」ではなく、構造として読み解くための枠組みを提示します。

扱うのは、次の6つの視点です:

① 国家はどこまで権力を集中させているのか
 ② 危機はどのように政治的に機能するのか
 ③ 誰が現実を定義しているのか(ナラティブ)
 ④ 日本はどのような対外構造の中にあるのか
 ⑤ なぜ人々はそれを受け入れてしまうのか
 ⑥ そして何が制度として固定されようとしているのか

当然、現政権の行動を参照することになりますが、特定の政党や人物を批判することを目的としていません。時事評論でも、解説でも、批判でもなく、ここで扱うのは、権力の配分、例外の扱い、主権の所在、そして正当性の根拠——そうした憲法の構造です。それは国家がどのように動くのかという構造そのものです。

本シリーズに参加することで得られるのは、条文としての憲法の知識ではありません。法律学としての憲法ではなく、現実の見え方そのものです。知識を増やすのではなく、この国の主権者として、現実の認識の仕方を再編することです。

日程

2026年5月17日から、隔週の日曜日の午後1時から午後3時に行います。各回のテーマは以下のとおりです。

日程テーマ
2026年5月17日(日)第1回 【統治構造
国家はどこまで権力を集中させるのか
独裁は制度ではなくプロセスである

参照条文:第41条・第65条・第76条・第66条(統治)
補助:第13条・第97条(人権)
2026年5月31日(日)第2回 【例外状態
危機はどのように政治的に機能するのか
例外はどのように法の内部で成立するのか

参照条文:第31条・第33条・第34条・第36条(人権)
補助:第54条・第73条(統治)
2026年6月14日(日)第3回 【情報権力
誰が現実を定義しているのか
現実はナラティブによって作られる

参照条文:第21条・第19条(人権)
補助:第13条
2026年6月28日(日)第4回 【対外関係
主権はどのように構成されるのか
国家はどのような外部構造の中で位置づけられるのか

参照条文:前文・第9条・第98条2項(統治)
補助:第73条
2026年7月12日(日)第5回 【統治の正当化
なぜ人々はそれを受け入れてしまうのか
統治はどのように維持されるのか

参照条文:前文・第21条・第13条(人権+統治)
2026年7月26日(日)第6回 【憲法改変】
何が制度として固定されようとしているのか
憲法はどのように変化として現れるのか

参照条文:第96条(統治)
補助:前文・第97条

参加方法

参加申込方法

このページの一番下にある参加申込フォーム・ボタンをクリックすると、参加申込フォームが出て来ます。そこに必要事項を記入して決済を完了すると、Welcomeメールが届きます。その後、各回の入室情報が参加申込時に記入されたメールアドレスに届きます。

参加料

1,000円/回 X 6回=6,000円です。

参加料に含まれるもの

・ライブ・ウェビナー6回参加料
・各回のスライドのPDF版
・終了後半年間の録画視聴権

締切日

最終日の7月26日まではいつからでも参加申込可能ですが、終了済みの回は録画視聴になります。

①5月9日までに参加申込される方は、下のクーポン・コードを決済時に記入すると、2割引きになります(6,000円→4,800円)(既にSEASON 5に参加申込をされた方は、何もする必要ありません。入室案内が届きます)
クーポン・コード①:QBBJVXNTW6

②5月16日までに参加申込される方は、下のクーポン・コードを決済時に記入すると、1割引になります(6,000円→5,400円)。
クーポン・コード②:6RMOQJRHLF