
Caitlin’s Newsletter 日本語版のメンバー限定記事は全てここにあります。
記事一覧
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【Caitlin’s】「ハマスが降伏すればガザに平和が訪れる」というのは完全な嘘だ
今回は、ケイトリンさんの短いSNSでの発信を集めた記事。彼女は定期的にこういうアンソロジーふうに記事をまとめてくれるのでSNSを見落としていても気がつけて便利です。 以下のように四つのパーツから成りますが、全体のタイトルの「ハマスが降伏すればガザに平和が訪れる」というのは完全な嘘だは一つ目の発信。 「ハマスが降伏すればガザ… -
【Caitlin’s】もしガザ・ホロコーストに反対していないなら、あなたはこの惑星で人生を無駄にしてきたということだ
子どもを生きたまま焼くことは悪いと言えない人たちがいる。特殊な人たちじゃない。そこら中にいる。老いも若きも男も女もいる。知り合いの中にも、そうでない人の中にも、どこにでもわんさかいる。 ケイトリンさんも当然そういう人たちに出会う。この記事の中でも彼女が慕っていたらしいスピリチュアルの先生が登場する。ジェノサイドについ… -
【Caitlin’s】このディストピアは、徹底的な洗脳なしには受け入れられないだろう
この記事の原題、”This Dystopia Would Never Be Accepted Without Extensive Indoctrination” にあるIndoctrination という単語は、今の日本人を理解するためのキーワードになる。『お買い物英会話』や『旅行英単語集』には含まれていないだろうが、別に特殊な単語でもなんでもない。普通の英単語だ。 Cambridge Dictionary は、以下の… -
【Caitlin’s】彼らがガザにしたことを決して忘れない
この記事を読んでいる人の中には、ケイトリンさんが絵も描くことを知っている人が多いだろうと思う。今回は、彼女の新しい絵だけで文章はない。一言だけ下のようなコメントがついていた。 パレスチナ人記者モアズ・アブタハ(Moaz Abutaha)の写真をもとに新しい絵を描いた。彼らがガザにしたことを決して忘れない。キャンバスに油彩 上のリ… -
【Caitlin’s】イスラエル大使館職員殺害事件についての考察
[2,801字]なんらかの理由でここに辿り着いた人は、まず自問して欲しい。以下の二つについての自分の知識を。 ⑴米国の首都ワシントンD.C.でイスラエル大使館職員二人が、Free Palestine を主張する男に銃殺された。 ⑵同じ日、午後1時までに38人のパレスチナ人がガザでイスラエル国防軍によって殺された。 世の中は、❶どちらも知らない人、❷ど… -
【Caitlin’s】決して、絶対に、誰にも、ガザで彼らがしたことを忘れさせない。
今回の記事は短いので(全部で10パラグラフ)、いつもとは違った形式で書きます。いつもはケイトリンさんの記事の前にコメントをまとめて書く形式ですが、今回は各パラグラフに小見出しをつけ、原文と訳文を載せ、それにコメントを追加しました。一パラグラフずつそれを繰り返します。 目次 第1パラグラフ – 決意第2パラグラフ – 決意の再… -
【Caitlin’s】 複数の欧米メディアが、突然激しくイスラエルを批判し始めた。
このタイトルを見て、イラっ💢とする人は少なくないだろうと想像する。なにをいまさらという気分が噴き上がるのも分かる。何も本気で思ってるわけでないだろう、変わり始めた風向きに取り残されたくないだけだろうとか言いたくなるのも分かる。 それでも、今まで徹底的に弾圧されていた反イスラエルのナラティブが公然と西側体制メディアから… -
【Caitlin’s】イスラエルが病院を爆撃し、ジャーナリストを「ジャーナリズム活動を行ったために」殺害したことを認める。
注:上のカバー写真に写っている人は、この記事に登場するアスリフ氏とは別のジャーナリスト。 目次 まえがき 1. 真実の封殺 2. 情報戦・プロパガンダ 3. 見せしめと威嚇 4. 法の支配・国際秩序の破壊 ① 世界人権宣言(Universal Declaration of Human Rights, UDHR)第19条 ② 市民的及び政治的権利に関する国際規約(ICCPR)第19条 ③ 国際人… -
【Caitlin’s】我々の社会がガザから目をそらし続けることの異常さと狂気
はしがき 我々の住んでいる社会は、本当に「Freakish で Insane」だ(ここでは名詞として「異常さと狂気」と訳している)。 人間の手足が吹き飛ばされ、内臓が引き裂かれ、頭を撃ち抜いている現実が生配信されているのに、まるで何ごとも起きていないかのうように、我々はたわいのない話で空間を埋め尽くそうと必死になっている。 おかしい。… -
【Caitlin’s】人質もハマスも、ただの口実だった。
ガザ・ホロコースト、つまりイスラエルによるガザ住民の無差別殺戮は今も毎日続いている。 そして、ハマスが人質を返せば解決する簡単な問題だとか、10・7がなければ、イスラエルはガザを破壊しなかったとか、そもそもハマスがテロリスト団体だから、イスラエルが自衛のために攻撃して当然だとか言ってる人がいる。西側諸国と日本に。 上にあ… -
【Caitlin’s】シオニズムは、今日の西洋世界における言論の自由に対する最大の脅威である。
まえがき 「現在、欧米の国家では言論の自由が揺らいでいる」と我々はしばしば語る。しかし、このような一般的な表現自体が、今指摘されている当の言論の自由を悪化させるというジレンマが存在する。どういうことか? 現在我々が憂慮している言論の自由に対する攻撃とは、一般的な言論の自由なのだろうか?いや、そもそも言論の自由に対する… -
【Caitlin’s】21世紀に生きる私たちに課せられる使命−外なる世界と内なる自己への覚醒
今回のケイトリンさんの記事に、ウクライナやパレスチナなど個別のトピックは出てこない。この記事が扱うのは、現代を生きる私たち全てにとっての外面と内面の両方にとっての課題だ。 そう書くと何か小難しい話のように聞こえるかもしれないが、私たちの日常生活でも馴染み深い話題だろうと思う。世界情勢について専門家のように語る人が、必…